たぷにゃんさんの日記

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- 2011/10/6 7:56
- あれから１年
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- 約１年前……突如左目の視力に異変を感じ『仕事で目にゴミでも入ったかな』と軽い気持ちで眼科に行ったら医師に「今からご家族の方呼べますか」と言われ……眼科で余命宣告でもされるのかと思った。そして宣告されたのが『中心性漿液性網脈絡膜症』という奇病そして左目の異変とは別に緑内障の発症が確認されたと告知されたのでした。両方の病名ともまさかまさかで、まさに寝耳に水でしたよ
  
  あれから１年。おかげさまで中心性漿液性網脈絡膜症はほぼ完治しました。ただ緑内障は未だ治療法が確立されてないため毎月の通院と眼薬で進行を食い止める毎日です。
  まぁ、ガンだって昔は死の病だったけど今は治る病気になりつつあるし、緑内障もいつか治療法が見つかるといいな。
  でも緑内障って残酷だよね……誰も気づかないくらいものすごくゆっくり、でも確実に視野が狭くなったり視野が欠けたりしていくんだから。
  自分はいつか目が見えなくなるかもしれない。でも中心性漿液性網脈絡膜症になって、精密検査したおかげで緑内障を見つけることができた。神様に残された時間を大切に使えと教えられたのだと思っている。
  生きてる事に感謝。食べれらる事に感謝。働ける事に感謝。毎日朝が来ることに感謝。支えられることに感謝。当たり前が当たり前じゃないことに感謝。
  
  でも本当は僕らは生きてるのではなく、生かされているのでもない。心臓は勝手に動いているだけ。止めたくても止まらないし、動かしていたくても動かなくなることもある。
  それでも僕らは生きていく。
  心臓が止まりたくなるまではあの手この手で生き抜いてみる。
  だから、まだ視力は失いたくないな……