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    • 2021/1/31 5:11
    • ■ ぱぷ日記 [ ver 2021 ] (1) ■
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    • 「普遍」

      時空という概念を初めて知ったのは、アインシュタインを知った時だった。

      そしてそれは、とても大きな衝撃だった。

      本題である、相対性理論以上に。

      何故ならそれは、時は全てを消し去ると言っている様に思えたから。

      ある物が空間を移動した時、元あった場所は無に帰す様に、例えその場所を動かずとも、時が経てばその場所は無に帰すのだろうか。

      つまり人は1秒ごとに死に、1秒ごとに別人になって行くのだろうか。

      そう考え始めてから、目に映る世界が一変した気がする。

      40年前の、あの世界に存在したものは、きっともう跡形もなく消えたに違いない。

      それでも人には記憶があり、朧げながらもその瓦礫は見え隠れする。

      音楽が有する不思議な魅力も、きっとこの謎に関係があるのだろう。

      バッハの曲はまるで数式の様であるし、懐かしい歌謡曲でさえ、そのメロディを聞くだけで記憶が甦る。

      もしかしたら心だけは、別の次元に存在する事を許されているのかもしれない。

      それなら心だけでも、そこに留めてみようかと思う。

      例え誰に気づかれずとも。

      誰もいなくなった廃墟であったとしても。

      たった1人であるはずなに、何故かこの上なく、暖かなそよ風の吹くその場所に。

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