日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2023/2/14 13:20
- チューザレ・ボルジア
-
- コメント(0)
- 閲覧(3)
-
-
スペインのボルジア家出身のローマ教皇アレクサンデル6世の庶子。教皇となった父の保護のもと、聖職者となり、18歳で枢機卿に任じられる。フランス王ルイ12世のもとに教皇特使として派遣され、その信任を得る。聖職者から還俗し、ナヴァラ王の妹と結婚、ヴァレンティノワ公となり、ローマ教皇領の拡大に努め、傭兵部隊を駆使してロマーニャ地方を攻略、すぐれた政治的手腕を発揮した。しかし、父のアレクサンデル6世が死ぬと後ろ盾を失い、新教皇ユリウス2世と対立し、捕らえられてスペインに送られ、1506年戦死した。その権謀術数を駆使した政治的駆け引きは、同時代のマキァヴェリが、『君主論』で君主のあるべき姿として賞賛している。