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    • 2011/8/8 2:05
    • 安定供給
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    • 以下は、あくまで個人の意見です


      電力会社の使命は「低廉で良質な電気を安定的に供給する」事です。

      その切り札たる原子力発電の信頼性が墜落した今、太陽光・風力などの自然エネルギーを利用した発電が注目されています。

      しかし、この発電は欠点があります。

      安定的供給が不可能なことです。
      太陽光は夜は発電できず、天候によっては真っ昼間でさえ発電できません。風力は自然の気まぐれで回ったり止まったり。おまけに落雷で止まったりします。

      数を揃えれば出力は大きくなりますが、そんな単純なモノではありません。

      テレビでも、何平方メートルの土地で太陽光発電を行えば何kwの電力が得られる。と、もっぱら出力の話しばかりですが、周波数という問題もあります。


      各電力会社には中央給電司令所という施設があります。(以下、中給)中給では、全発電所の発電出力、全体の電気需要が集められ、需要に合わせて発電所の出力増減の指令を出して周波数を調整しています。

      発電量が足らなくても余っていても、周波数は不安定になる(=良質ではない)からです。

      なので、気まぐれで発電されたら困る訳です。


      さっきまではバリバリ発電してたのに、急に雲が掛かって発電を停止されてはたまったもんじゃありません。中給も困りますが、発電所は急な出力増に対応しなくてはなりません。

      夜に風力が頑張って発電しても意味無いですし。

      低廉でもなければ良質でもない、安定的供給もできない。

      自然の気まぐれで発電するので、ベース・ミドル・ピーク電源のどれにも当てはめる事ができません。



      ちょっと批判的になっちゃいましたが、将来的にはCO2を排出しない理想的な発電方法ではあります。まだ問題点が多くあるので、コスト面・技術面など、未だ現実的ではないということです。
      全ての原発は今すぐ廃炉にすべきだ。
      とか聞きますが、止めたらどうなるかなど目に見えています。
      中国電力管内では現在島根2号機が運転していますが、これが止まればピークには対応できなくなります。火力の出力増では対応しきれません。今年は関電、四電、九電からの融通も無理です。


      原発推進というわけではないですが、自然エネルギーによる発電の技術が成熟するまで、または新たな発電方法が登場するまでの繋ぎとしては考えられないものでしょうか?

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