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- 2022/9/19 17:50
- 母のこと。弐
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- そして、司法解剖とDNA鑑定(本人であることの証明・私のDNA利用)の完了後、結果と遺体の引き取りに再度警察に、父と姉妹とで行きました。死因の特定と体の状態を聞くのは、思いの外辛いことでしたが、色々とはっきりしたことで、また一つ進めた気がします。
ここまで警察の皆様にはとてもお世話になり、またとても親身に親切にしていただき、遺族として心から感謝しています。
遺体を引き取ってからは、まさに怒涛のようでした。亡くなってからの時間が経っていたので、夕方に母が帰宅してその翌日にはお通夜、翌々日は葬儀。葬儀社の方も、遅くまで頑張って下さいました。
そうして、先日漸く母を送ることが出来ました。寒かっただろうから、本当は湯灌してあげたかったけれど、解剖している為シャンプーすら殆ど出来なかったのは心残りですが…可愛いものや花が好きだった母を、綺麗にしてあげることが出来たことは、本当に良かったと思います
。
認知症の人を、何処まで見てあげるかの判断は困難です。母は、トイレやお風呂など、自分のことはまだ自分で出来たし、下手に手を出されることは嫌がりました。家から出ても、それまでは道路まで少し出ても戻ることが出来ていました。敷地内の裏手に行くだけのこともありましたし、知らずのうちに出たことを咎めるのも怒りの発端になります。私達家族も、始終付き添っているわけにもいきません。…そうして、永遠に失ってしまったのですが。
母の最期を思うだけで、苦しくて悲しい。凍える中、たった一人で逝かせてしまった。これは生涯、心の棘としてあると思います。
でもできるだけ、母の笑顔や元気な姿を思い出すようにして、今は過ごしています。
重い内容にて失礼しました。
- そして、司法解剖とDNA鑑定(本人であることの証明・私のDNA利用)の完了後、結果と遺体の引き取りに再度警察に、父と姉妹とで行きました。死因の特定と体の状態を聞くのは、思いの外辛いことでしたが、色々とはっきりしたことで、また一つ進めた気がします。
