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- 2022/9/19 17:48
- 母のこと。壱
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- 半年以上経ちますが、書き残しておこうと思います。
2月に母が亡くなりました。
以下、死にまつわる、少々ショッキングかもしれない内容になります。長文です。
母は、5年ほど前から認知症を患っていました。通院して服薬していたので、進行は遅かったものの、出来ていたことが段々出来なくなったり、人の顔と名前の一致が出来なくなったりしていきました。
2020年の夏と2021年の秋に、自転車での外出で行方不明になりました。いずれも半日以内で親切な方により保護されましたが(警察に連絡もしています)、危険だと判断して自転車の鍵はすぐわからないところに置くことになりました。
そして今年に入ってからは、狭い家の中ですら場所がわからなくなるくらいになっていました。
2月、「最近また進行したような気がするな…」と思うようになり、ずっと悪天候が続いた後にやっと晴れた日の午後、また自宅からいつの間にかいなくなりました。着の身着のまま、今度は歩いて。
すぐに探し回ったのに、足を痛めているのに、もうどこにいるのかわかりませんでした。警察犬も出たけれど、追跡しきれませんでした。
晴れた日とはいえまだ寒い2月、日が暮れたら0℃近くなります。夜遅くなるにつれ、覚悟は今度こそ深くなりました。
防寒して探し回っても凍えるほど寒く、部屋着のような服装で耐えられるとも思えません。その夜には、私も父も泣いていました。
翌日も進展なく、とにかく早く見つかってほしいと願って過ごし、更にまた翌日の夕方、出勤していた私に父から電話がありました。
母らしき女性が、遺体で発見されたと。
覚悟はしていたので、動揺は少なかったのですが、その場で声を上げて泣きました。(退勤後の着替え中でした)大きな悲しみと、やっと発見されたという安堵で、涙が止まりませんでした。
その後すぐ、警察に出向き、遺体が母であることを確認しました。見せてもらえたのは顔だけですが、目立った外傷もなく、まるで眠っているかのような、綺麗な顔色でした。
警察の方から、母の発見された時間や場所を聞き、司法解剖まで数日かかる旨の説明を受け、連絡があるまで待機となりました。
その間、姉や妹が県外から来て、発見場所に赴いて花を手向けたり、遺影を選んだりしました。今思えば、そういう時間が持てたことは良かったな、と思います。
- 半年以上経ちますが、書き残しておこうと思います。