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- 2025/4/9 8:26
- アンジェントルメン
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- 1942年――ヨーロッパ大陸で次々と勝利を収めたナチス・ドイツ軍は英国への海洋封鎖と爆撃を行っていた。
既に政府は敗戦ムードが占めていたが、首相ウィンストン・チャーチルは断固抗戦の姿勢を崩さず、秘密裏に特殊作戦執行部(SOE)、別名「非紳士戦争省」にドイツ軍のUボートの補給路を断つ“ポテトマスター作戦”を発動させていた……。
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デミアン・ルイスが2015年に執筆したウィンストン・チャーチルが関与した秘密作戦に関する著書を原作とし、ガイ・リッチーが監督・脚本を務めた戦争スパイアクション映画。
ガス・マーチ=フィリップスを演じるのは『コードネーム・アンクル』に主演していたヘンリー・カヴィル。ガス・マーチ=フィリップスはジェームズ・ボンドのモデルの1人と言われる人物で、カヴィルは予てからジェームズ・ボンド役を熱望しており、上記の『コードネーム・アンクル』のナポレオン・ソロや『アーガイル』でのスーパースパイ役等、中々似たような役柄ばかりで本家のボンドをやらせてもらえないからおかしい。
またジェフリー・アップルヤード役は少年スパイ『アレックス・ライダー』で映画デビューしたアレックス・ペティファーが演じており、Mは『オペレーション・フォーチュン』や『ミッション:インポッシブル/デッド・レコニング』にも出演していたケイリー・エルウィス、チャーチル役は007シリーズでMの秘書ターナーを演じていたローリー・キニアであったりと、スパイ映画の系譜を脈々と感じるキャストの布陣だ。
一方で元女優の女スパイ、マジョリー・スチュワートはエイザ・ゴンザレスが妖艶だし、標的となるナチス将校ハインリッヒ・ルーアー役のティル・シュヴァイガーはシニカルな顔付きがバッチリとハマっている。
作風に関して言えば1960年代後半~70年代の戦争アクション映画風の演出に昨今流行している近接戦闘アクションが加わったような感じだが、実はアクションより陽動作戦の騙し合い演技の方が御洒落で面白い。そういう雰囲気や第二次世界大戦時の背景が楽しめる人にはオススメ。
- 1942年――ヨーロッパ大陸で次々と勝利を収めたナチス・ドイツ軍は英国への海洋封鎖と爆撃を行っていた。