み る めさんとモバ友になろう!
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- 2009/5/11 2:18
- 生きてるけど死んでる、息はあるよ
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この部屋にいることが日課になってる、社会のゴミ
朝になってカラスが一番最初にこの街の始まりの朝に鳴く、起こされたスズメたちが慌てて朝の挨拶を交わす頃、僕はベット中で今日も何時もと同じ朝がきたと知る
カーテンから明るくなった外の光が僕までも見透かそうとする
今日もいい夢だけ見せてくれとギュッと目を瞑る
おはよう、この部屋だけ夜のままでいいよ
朝も昼もいらない
もう外では愉快な子供の楽しそうな歌が聞こえる
自然に目が覚めるからしょうがない
今日もいい夢は見せてくれなかった
夢の中でも僕はゴミみたいに惨めだった
メールの着信が一件
「帰っておいで」
僕の揺らいでた心が一気に崩れた
言われたくなかった
帰りたいけど帰れないよ
もう僕は
返事は返さなかった
ようやく開けたカーテン
ベランダから世界を見下ろした
今日も僕は世界のスタートに出遅れた
まだ白いラインから踏み出せずにいる
嫌でも少しずつ染まってくんだね
心が弱ってくよ
真っ白な手が死人みたいに見えた
テレビの中の人は笑ってて羨ましくなった
キラキラ、眩しいよ
鏡の前の自分にいい加減にしろよって睨んでみる
なんだ、まだ行けるじゃないか
それにしても暑いな、でも嫌いじゃない
あ、明日お気に入りの白いスニーカーを履いて太陽に照らされて干されてもいいや
(捨てないでよ、まだ食えるよ?こんなゴミだってさ)