ψ優華ψさんの日記

更新する

- 2015/9/5 1:12
- 日常風景1
- コメント(0)
- 閲覧(7)
- おばあちゃんの家の蔵に住んでいた、白い蛇神様の話ﾃﾞｽ
  
  その土地では？どの蔵にも白い蛇神様が住んでいるという事です。
  小さい頃に、おばあちゃんやﾏﾏやﾏﾏのお姉さんが、暗くなるまで畑仕事をして帰ってくると、蔵の中に居る、蛇神様の話をしていました。収穫した野菜を蔵の中に入れに行くと、二階の柱にぐるぐるに巻き付いて、ｼﾞｯとこちらを見ているそうです。蛇神様は、蔵の野菜には手をつけず、蔵の中に侵入した鼠などを食べてくれるそうで、おばあちゃんが嫁いで来る前からずっと住んでる大蛇だそうです。大蛇というだけあって、人間の胴ぐらいの太さのある蛇神様ですが、人間を襲う事はないそうです。
  蔵の中は真っ暗で危ないｶﾗって小さい頃は中に入れなｶｯﾀので見れずにいたのですが、中学の時に小さな山？丘？の上にある畑で少し手伝って、（小さい頃から畑大好き）畑からあぜ道を駆け降りて来て蔵の横を走り抜けようとしたら、膝まで雑草だらけの所に、白い鱗に覆われたぶっとい何かが道を横切ってて、慌ててｼﾞｬﾝﾌﾟして避けたけど、見てはいけない物を見た気がして、振り返らずに駆け抜けた。
  その話をﾏﾏにしたら、蛇神様だろう、たまに外に出てって散歩？して戻って来るんだよという
  蔵は補修をせずにいたら崩れてきて、それでも蛇神様は住んでくれていたのですが、蔵を取り壊す話を親戚としたら、姿を消したそうです。
  それまでは綺麗な井戸水が出ていたのに、水が出ずらくなって井戸水が飲み水に使えなくなったり、おばあちゃんが病気になったり、神様居なくなったからかなぁ？とか思ったりした、中学生の夏の話。