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- 2011/3/20 15:17
- 未曾有の大災害6
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- この月曜日、被災地の親戚と少しだけ電話が通じた。
従姉妹は目の前で家や人が流されていく様子を見たと言う。
自分自身も逃げるのに必死で、助けるとか声をかける余裕がなかったそうな。
知り合いの消防団員のおじちゃんが地震直後に『津波が来るから早く逃げろ』と海岸にいる人々に伝えに行って、それきり戻って来ないと言い、泣きじゃくっていた。
私も心がポカーンとショックだった。
親戚達は初め避難所にいたが、家が残っているので、帰宅したそう。
避難所は家を失った人優先で家のある人は出て行ってくれって雰囲気だったらしい。
帰宅しても電気ガス水道は止まっている。
自衛隊の配給時に避難所へ行ったらしい。
具のないおにぎりと味噌汁だったけど、温かい食べ物を食べられて有り難かったと涙していた。
夕方、会社から電話がかかってきた。
私の嫌いなオバサン上司だ。
『明日(3/15)は何が何でもあらゆる手段を使ってでも会社に来い。自家用車やタクシーは認めない。あ、ちなみに今日は有休一日出しといたからね』
はぁ?
『もしも明日も鉄道が止まっていたらどうしたら良いですか?』
『そんなの知らないわよ。自分で考えなさい!』
他部署の友達に聞いたら、今回は非常事態なので自宅待機扱い。
有休になんてされてないと言う。
しかも交通手段がない場合は仕方ないと言われたそう。
- この月曜日、被災地の親戚と少しだけ電話が通じた。