かまぬまさんとモバ友になろう!
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- 2011/3/20 15:01
- 未曾有の大災害5
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- 結局会社に行けず、一日自宅待機。
駅へ行くとシャッターが下り、廃墟のように静まり返っていた。
仕方がないので、近くのホームセンターへ行ってみる。
朝10時に行ったのに道路や駐車場、店内は激混み。
人々は殺気立っていた。
ある場所に向かって人々は走っていた。
それは乾電池コーナーだった。
当然売り切れ。
単一が特になかった。
懐中電灯やカセットコンロコーナーも売り切れ。
諦めて練炭や巨大なバーベキューグリルを買う人がいた。
トイレットペーパーやボックスティッシューを大量に買い溜めする人々の行列があった。
手にするというより、奪うように引ったくっている感じだった。
食料品売り場も買い溜めする人々でごった返していた。
店はまだ『お一人様一点でお願いします』の注意をしていないから、人々はまとめて買っていた。
まるでパニックだ!
何故普段から多少の備えをしないのか?
また備えていても不安なのか更に買っているのか?
自分だけ買えれば良いのか?
あの大地震でも被災地の建物はなんとか持ちこたえていた。
地震だけなら復興も早かったはず。
でもすぐに津波が襲ってきた。
それも桁外れに巨大な津波。
黒い津波。
海底の砂や泥を巻き上げて、海ごとやって来る津波。
波というより海そのものが人々を襲った。
この高さなら助かると思って逃げた人々の予想よりも高い津波は全てを飲み尽くす。
沿岸の町を、のどかな田園を、空港を信じられない内陸まで突き進む津波。
命や財産、思い出全てを持って行ってしまった。
がれきの中でアルバムの写真と誕生日カードがずっと鳴り続けている映像を見た時は涙が溢れた。
今もがれきの中や海に沢山の遺体が浮いているという。
苦しかったろう。
冷たいだろう。
あまりに被害が広範囲過ぎて、すぐに助けられないことがもどかしい。
- 結局会社に行けず、一日自宅待機。