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- 2011/11/6 0:08
- 今さらだけど…
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- 末広がりの八月八日、
父方のおじいちゃんが亡くなりました。
入院してすぐ
もう長くないて言われて
あたしが三重まで会いに行ったときは
ほとんど会話もできない状態で…でも
「じいちゃん、みんなで沖縄行くんでしょ?」て聞いたら
ニコって笑って頷いたんだ。
一週間で仕上げた千羽鶴
効力なんかないかもしれないけど僅かな兆しにかけたかった。
ひたすら折り続けた一週間。
じいちゃんのとこに行く日の朝方までかかって仕上げて
合間をぬって色紙に旅行のときの写真を貼った。
じいちゃんの力になれるなら、そう思って…
間に合わなかったらどうしよう、て不安で。
でもじいちゃんは
待っててくれた。
千羽鶴見せたら笑ってくれたんだ。
じいちゃんは
17年前に末期がんになって
余命3ヶ月て宣告された。
回復はあり得ないって言われて皆が諦めた。
でも、じいちゃんはがんを克服した。
医者も奇跡が起きたとしか思えない、て言ってた。
それから転移や再発…何度も入院したりしてた。
じいちゃんの死因はがんじゃなくて、多臓器不良だったらしい。
最後の最後まで
生きる力を教えてくれたじいちゃんだった。
あたしが千羽鶴をあげてからも「最後に会わせたい親族を呼んでください」と2回くらい言われたらしい。
じいちゃんは2ヶ月間
全力で生きたんだと思う。
消えかかった命の火を復活させあたしたちに17年もの長い長い猶予をくれた。
一緒に過ごす時間をくれた。
去年春に、親族みんなで箱根旅行、夏にもみんなで北海道旅行。
沖縄旅行の夢は果たせなかったけど…
葬儀の時は号泣し続けたし
最後に棺を運ぶのも
男性6人で、て言われたけど
あたしも運びたいて言って運ばせてもらった。
多分
最後の最後まで
信じられなかったんだと思う。
お骨を拾うときに
初めて実感した。
じいちゃんのこと
大好きだったうちのお父さんはあたしがじいちゃんにプレゼントしたものを気に入ってくれて
じいちゃんからの
最後のプレゼントていって
新しいお財布をくれたんだ。
あたしにとって
一生の宝物になるもの。
じいちゃんはこれからもあたしたちの心の中で生き続けてくれるから
もう泣くのはやめたよ。
今度はじいちゃんに
お花をもって会いに行こう
久々に長々書いてしまった
- 末広がりの八月八日、