殺意のたくぴさんとモバ友になろう!
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- 2017/6/30 6:44
- 敷居が低い人
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- 西沢泰生氏の心に響く言葉より…
高田純次さん。
テレビのお散歩番組の中で、
すれ違うおばちゃんの集団から声をかけられれば、気さくに挨拶を返して、「どこの女子高生?」なんて言って、笑わせます。
その軽妙さが実にイイ。
あるときは、こんなこともありました。
例によって高田さんが街を散歩していると、通りすがりのおばちゃんが高田さんに気がついて大感激。
なんと、とんでもないことを言ってきたのです。
「すぐ近くで私の妹がバーをやっているのよ!案内するから、ちょっと一緒に来て!」
ちょっ、ちょっと、おばちゃん、今、高田さんは本番中ですぞ!
と、番組を見ながら思う私。
しかし、言われた高田さんは軽快でした。
「何?妹?美人?」などと言いながら、おばちゃんのあとに着いていくではありませんか!
「そうそう、私と違って美人だから安心して」とおばちゃん。
「そう、美人なんだぁ、でも、バーなんだから、こんな、真昼間から行ってもまだやってないよねぇ」などと、反論とも独り言ともわからないことをつぶやきながら、結局は、そのおばちゃんのあとに続く高田さん。
このシーンを見ながら、私は高田純次というタレントの「敷居(しきい)の低さ」にすっかり感心してしまったのです。
1947年生まれ、1977年デビューというのですから、年齢も芸歴もすっかり大御所と言ってよいキャリアです。
それなのに、素人のおばちゃんに「一緒に来て!」と言わせる「声のかけやすさ」と、それにヒョコヒョコと乗ってしまう軽さ加減。
年齢を重ねて、それなりの地位になってからも「敷居が低い人」でいることって、実は簡単ではないと思います。
でも、「敷居が低い人」でいたほうが、「一緒にいて楽しい」と思ってもらえるし、イイ情報が飛び込んでくる確率がグンと上がります。
だって、声をかけやすいのですから…。
ちなみに、年をとって、「さん付け」されるならまだしも、周りから「〇〇先生」なんて呼ばれ出したら、「実は、陰で煙たがれている敷居が高い人」になっているかもしれません。
ご注意くださいませ!
『思い出すだけで心がじんわり温まる50の物語: “小さな幸せ”が集まってくるストーリー (王様文庫)』
- 西沢泰生氏の心に響く言葉より…