milkさんとモバ友になろう!
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- 2014/9/10 0:06
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どんな仕組みをしているのか、危険なものではないか、はしゃぐルシオラを微笑ましく思いながらも老夫婦は彼女の身を案じる。
その日の夜、彼女が寝静まった頃に、老夫婦は鋏の安全性を確認する為にその力を無理に引き出そうとした。そして加わるオーブによる断罪。
ルシオラが次の日見つけたのは全身を火傷し絶命した老夫婦と床に突き刺さった鋏だった。
何故そのような姿になってしまったのか。自分を置いてきぼりにしたのか。
理不尽さからくる怒りや悲しみに明け暮れたルシオラは、全てを無かったことにしようと家へオーブの力を使う。
この時から少しずつ感情が希薄になる。
凍りながらも燃えていく家。
そんな不自然な家を、座り込みぼんやりと見つめるルシオラ。
抜け殻のような彼女を拾い、組織へと連れたのは、後に彼女の師に当たる存在だった。
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