満天星さんとモバ友になろう!
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- 2012/12/22 23:12
- 人間の勝利: レ・ミゼラブル評
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- ホビット、スカイフォールに続く12月に見逃せない映画レ・ミゼラブルを観てきた。<ネタバレ有り>
今年の映画は、これで〆でも良い出来だと思います。
主要キャストは一人一人見せ場を用意されていますし、ある種王道性の高いキャラクター(宿屋の夫婦=道化、コゼット=小公女)によって主軸が補強されている。キャストは皆歌が上手くて、観客はそれに引き込まれながら話が進んで行き長さを感じません。
やはり軸はヒュージャックマン演じるジャン・バルジャンとラッセル・クロウ演じるジャベールの対決でしょう。
2人の対比は、黒・灰→深いボルドー、茶、と色が増えていくジャンバルジャンと、逆に明るいネイビーから黒い制服になっていくジャベール。ジャンバルジャンは善悪の狭間を彷徨うが、ジャベールは自らの善が絶対だ。
逆に共通点は言うなれば「体制的な枷」で、釈放条と職務がこれにあたる。
ラストシーン、フランス革命の情景と共に「民衆の歌」の大合唱。フランス革命は人間の勝利と人間性の解放を表しているのだと思う。
PS.ジャベールのラッセル・クロウは、エレファントマンの時のアンソニー・ホプキンスみたいな、非常にイイ顔だと思う(笑)
- ホビット、スカイフォールに続く12月に見逃せない映画レ・ミゼラブルを観てきた。<ネタバレ有り>