満天星さんの日記

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- 2012/7/30 21:06
- Life is Art
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- ｱｰﾄ(art)のﾙｰﾂは､ﾗﾃﾝ語の技芸(ars)から来ていて､単に芸術を意味するものでは無く､人の手になるものごとを広く指すとも考えられる｡
  
  "Art"ifical(人工の)はその関係を強く示す言葉と言えそうだ｡
  
  僕は家具屋が好きで(大塚家具､ﾆﾄﾘ､無印良品)今日､兼ねてから行きたかったIKEAを散策したのだけれど､これを受けて考えれば､人の手によってﾃﾞｻﾞｲﾝされた家具もまたｱｰﾄであると言えよう｡
  
  北欧ﾃﾞｻﾞｲﾝと言えば､僕はｼﾝﾌﾟﾙなﾌｫﾙﾑ､鮮やかなｶﾗｰﾘﾝｸﾞというｲﾒｰｼﾞがある｡確か最近日本上陸したﾃﾞﾝﾏｰｸ発祥の100円ｼｮｯﾌﾟにも似たﾃﾞｨｽｶｳﾝﾄｽﾄｱもそんな感じだった｡(僕は特にﾃﾞﾝﾏｰｸのｵｰﾃﾞｨｵ･ﾋﾞｼﾞｭｱﾙﾌﾞﾗﾝﾄﾞ､Bang&Olfsenが好き｡その洗練されたﾌｫﾙﾑは必見､お近くのｼｮｰﾙｰﾑへﾄﾞｳｿﾞ)
  
  店内を散策して僕は､ｼｮｯﾌﾟはｱｰﾄ･ﾐｭｰｼﾞｱﾑであってｴｷｼﾋﾞｼﾞｮﾝ(展覧会)だと強く思った｡丁度､都市が劇場であるように｡
  
  あと､安い｡比較の為にIKEAの前にﾆﾄﾘも回ったが､安い｡
  
  IKEAの大量生産､ｾﾙﾌｻｰﾋﾞｽによる人員ｶｯﾄといったﾋﾞｼﾞﾈｽﾃﾞｻﾞｲﾝ(ﾓﾃﾞﾙ)によるものだろう｡
  
  ﾋﾞｼﾞﾈｽﾃﾞｻﾞｲﾝも又､自然界には存在しない人為的なものである｡つまり､これもｱｰﾄなのだ｡
  
  突き詰めて考えれば人生もｱｰﾄである｡結びに､既製品の白い便器にｻｲﾝだけした｢泉｣で物議を醸したことで有名な､自称"無･芸術家"のﾏﾙｾﾙ･ﾃﾞｭｼｬﾝの言葉を引用しよう｡
  
  ｢私の芸術とは生きることなのかもしれません……――それはﾛｼｪが言っていたことです｡あなたの最高の作品は､時間の使い方だった､と｣(『ﾃﾞｭｼｬﾝは語る』岩佐鉄男･小林康夫(訳)ちくま学芸文庫)
  
  P.S.昨夜適当にﾃﾚﾋﾞ点けたらやっていた｢はぐれ勇者の鬼畜美学｣なるｱﾆﾒが非常に笑えた｡ﾗﾉﾍﾞ原作ｱﾆﾒらしい｡内容はよく分からんが､どうせ最強主人公無双のﾊｰﾚﾑｱﾆﾒだろう｡
  
  何が面白いかは分からないが､全体的に滑稽｡ｷｬﾗｸﾀｰが画面に映る度に噴く｡何もしてないのに(ｹﾞｰﾑに例えるなら立ち絵の度に)､笑える｡出た!主人公､ﾋﾛｲﾝのｱｯﾌﾟ、これだけでもう深夜独りで大笑い｡
  
  ただ､次回は観ない｡