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    • 2016/7/25 0:21
    • 愛すること、⑥
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    • ベットで見た幻とは別に
      廊下には時々あの子の足音がしばらくしていた。

      しばらく聞いていると
      落ち着いてきて
      心にも余裕が少しだけできてきた。
      側に来てくれている気がしたからだ。

      同じように
      愛しい小さな家族を失った人々の間では
      結構あることらしかった。
      地元の神社でお世話になった、
      結構前に猫を亡くしている子も
      そう言っていた。
      ネットでも、同じ経験をした人の書き込みも沢山あった。

      音が聞こえたり、
      姿がちらっと見えたりする。

      ペットロスの症状に数えられる
      幻覚、幻聴かもしれなかったが
      あの日の夜に見たりじぇも、
      私達が聞いた音も
      同じ経験をしてる人の感じたものも
      幻と証明できるものはなかった。

      私達は、この小さな家族たちが
      自分たちより早くに
      亡くなってしまうと分かっていても
      やっぱり辛いのだ。
      みんな同じように
      大切な子に先立たれていく。


      職場に復活したときに、ある人に
      「思ったよりお元気そうで」
      と言われた。
      何かが駆けた。

      大切な子を亡くしたというのに
      私は元気そうにしているらしい、
      それに対して許せなくなった。

      私の心はちょっとしたことで
      波にのまれては、落ち着いて、
      波にのまれては、落ち着いてを繰り返した。

      ひとりで眠る生活に戻った時

      私の身体はフロンガスの冷気にでも
      包まれたかのような
      身の芯から冷えて息苦しくなるような
      そんな日々が続いた。
      冷や水を被せられたかのように
      心臓がひやりとして目が覚める日々が続いた。

      弱い安定剤をもらった日は
      よく眠れたけど、それでも
      眠れない日は昔の写真を見て眠った。

      安定剤を処方してもらったのは
      私だけではなく、ルエちゃんもだった。
      ルエちゃんは安定剤というか、
      サプリメントだった。

      動物関係の専門学校生だった友達曰く
      大切な家族を亡くして色々な気持ちに悩み
      それが症状となって出てくるのは
      人間だけではない。

      ルエちゃんは、りじぇが大好きなのだから。

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