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- 2009/5/16 7:28
- 『目には目を、歯には歯を』
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この言葉を聞いて…現代人は何を考えるだろう。
古代ハムラビの法典に記されたこの言葉は、遥かなる悠久の時を越えた今でも、罪を裁く言葉として広く人々に知られている。
しかし…この言葉が持つ意味を
『遣られたら遣り返せ』
そう間違って捉えている人が多いのではないでしょうか。
愚かな人間というものは、自分や自分の愛する者が、他人に片目でも潰されようものなら…
片目では済ませず、両目とも潰して遣りたい。
また次に、両目を潰された者は、我は貴方の罪を咎める為に片目を潰したまで、その私の両目を潰すとは許しておけん…
次には…相手の残り片方の目と歯でも折ってしまう。
それを続けて、最後には
『命には命を』と成り果ててしまう。
『目には目を、歯には歯を』
この律法は、そういった人間の愚行を…エスカレートさせない為の考え方なのです。
片目だけ遣られたのなら、片目だけにしなさい。但し、遣り返せば両成敗ですよ。
この考え方は現代の司法制度に通用しませんが、究めて公平な裁きであると感じ、古代バビロニアの法は現代人の心にくらいは通用するものではないでしょうかね。。。