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    • 2013/5/15 20:15
    • 美しきニッポン語
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      「ぼくはうなぎだ。」


      はい突然ですが、上の文を見て皆さんはどのように解釈なさるでしょうか。


      (1)「うなぎの自己紹介かな?」

      (2)「演劇か何かで、うなぎ役の人が言ったセリフかな?」

      (3)「うなぎが主人公で展開する小説の一節かな?」



      まあ色々あるでしょう。


      しかし、今回の場合はどれも違います。



      では「ぼくはうなぎだ。」という文章は何なのか。



      これは知ってる人は知っている、俗に言う「うなぎ文」というやつです。



      ある高名な仏文学者が日本語の非文法性の例として挙げたものですね。


      それでは「うなぎ文」についてだらだらと解説します。



      たとえば、あなたとあなたの友人が昼食をとるため飯屋に入ったとしましょう。



      あなた「私は親子丼にしようかな。」

      友人「じゃあ、ぼくはうなぎ。」



      はい出ました。
      これが「うなぎ文」です。



      これから何を食べるかが問題の状況で、日本語では「ぼくはうなぎ」と言ったりします。
      (別にうなぎじゃなくとも良い)



      「ぼくはうなぎ」という一文だけを見ると少し違和感がありますが、それまでの流れを知ればおかしくないですよね。


      文法だの何だのとやかましい人がありますが、とりあえず意味は通じるわけですし日本語として問題はありません。




      しかし、これに噛みついたのが前述の仏文学者さんです。



      日本語では「ぼくはうなぎです」というがこれは実に「非文法的」、「非論理的」だと激おこプンプン丸だったそうです。



      仏文学者「じゃあ、お前はうなぎなのかよ。I am an eel.かよ。あァん?」





      これは「AはBである」という日本語をヨーロッパ語の
      「A is B」(A=B)と重ね合わせた、いわばイチャモンです。




      日本語の論理では
      「ぼく(が食べるもの)について言えばうなぎだ」と理解しなければいけません。
      ただ言葉を省略した文章だというだけの話です。





      発想としては「春はあけぼの」と同じですね。
      春=あけぼのとは解釈しないでしょう?




      あと、他にも「こんにゃく文」というのがあります。
      気になる方は検索検索ー。







      長々と書きましたが、何が言いたいかというと特に言いたいことはありません。

      あでぃおす。

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