ぁゃﾘﾝｺﾞ☆さんの日記

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- 2009/3/11 11:42
- 初恋の人からの手紙
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- あやこ、ひさしぶり。
  
  もう肉じゃがぐらいは作れるようになりましたか？「肉じゃが作れば女らしいんでしょ」と一人でキレていたあやこがなつかしいです。
  
  喧嘩が増えてきて、あやこが「もっと大切にしてくれる人と付き合う」と言い捨てたあの日から、もう4年が経ったんだね。月日が流れるのは早いものです。
  
  あ、そうそう、手紙を書いたのは何か理由があるわけではないんだ。ただなんとなく学校の前を通ったらなつかしくなって、思いつくままに書いてみようと思い立っただけ。驚いたかな。
  
  思い返してみると、いつも恋愛の主導権を握っているのはあやこのほうでしたね。ときどき告白されるあやこに対し、女子と接点すらほとんどないおれ。あやこがいつも「私たちは束縛とかしない自由なカップルでいよう」と言っていたのは、おれにとって、ほとんど「いつでも別れるぞ」という脅迫のようなものでした（苦笑）。今でもその場面が夢に出てうなされます。
  
  あ、そういえばあやこからしてみれば、おれは初恋の相手なのかな？付き合った当初はやけにあやこが不安げだったのをよく覚えています。「手はつないだほうがいいの？」「週に何回会えばいいの？」って、正直うるさい（笑）
  
  付き合い始めのころ、あやこは平気で「いつか結婚してあげてもいいよ」などと言っていましたね。あまりの強気（意地っぱり）に唖然としたけど、その気持ちは嬉しかったものです。今でもその話は有効なのでしょうか。
  
  全体的に言えば、おれはあやこと付き合えてよかったと思っています。だいぶ自由人なあやこに疲れたところはあったけど、おかげでかなり精神力が鍛えられました。
  
  いろいろ書いたけど、おれはあやこが大好きでした。これからもあやこらしさを大切に、そろそろサインペンでアイライン描くのはやめて（笑）、新しい誰かと幸せになってください。
  
  またいつか会いましょう。では。
  
  P.S. おれの歯がくさいってみんなに言いふらしていると聞きました。本当ですか？