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- 2014/5/24 19:00
- パクリタキセル(タキソール)療法;4回目実施概要
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- ■2014/05/23
今回の投与前検温にて、発熱は37.1℃を確認。採血も大きな問題なく無事施行。
■発症中の副作用
①:食欲不振の程度は日により波があるがずっと続いている。
②:両肩部の褥瘡(床擦れ)は上皮化が進み、順調に回復中。
③:前回発生した、全身に走る異常な痒みは出ず。
実は真の原因はオキシコンチンの副作用だった事が判明(試しに服用中止してみると速やかに改善した為)。オキシコンチンの代替として『トラマールカプセル 50mg』を1回1カプセル、食後3回(150mg/day)。オキシコンチンのような鎮痛剤なのだが、流石に少し物足りない感が否めない。追加でNSAIDs又はアセトアミノフェンを適宜服用すれば何とかならなくもない。
④:脱毛は鋭意進行中
※筋肉痛・間接痛は、これまでのパターンから発症は今夜~明朝と予測する。今夜からロルカムを就寝前から約3日間程の予定で服用開始する。
■実行中の予防や対策
①発症中:トラマール(肺の腫瘍の痛み止めとして)+アセトアミノフェン又はNSAIDs、コデイン系成分を含む鎮咳薬(鎮痛補助として適宜)+胃腸薬(胃腸保護目的)、マッサージ、保温、可能な範囲で栄養摂取に努める、体位変換・荷重部位の除圧+保護材使用、バンダナ・アイブロウペンシル等
②未発症や予防:ビタミンB6・12・C、L-カルニチン、ヨーグルト、納豆、カルシウム/マグネシウム、香酢(グルタミン酸含有)等の摂取(可能な範囲で)、爪にトップコート塗布(損傷予防)、温灸、口腔ケア(可能な限り)
■総括・概要
痛みと咳はある程度の範囲でコントロール可。オキシコンチンが使えなくなったのは正直かなり痛い(鎮咳作用も見込めるので、他薬剤の節約にもなったのに‥)。
※1:『コデイン系成分』は、弱い部類だが医療用麻薬成分である。市販品では総合感冒薬、鎮咳薬等に含まれている(市販の物は、様々な制約がある都合上関係成分の上限量に限界がある)。
これを癌の疼痛緩和(+鎮咳作用)として利用も可能。但し市販薬で試す場合は自己責任で。
※2:アセトアミノフェン(カロナール、タイレノール等)は、癌等の疼痛緩和目的であれば1日2400~4000mgまで服用出来る。但し低体温等の副作用や肝臓疾患等の発生リスクが増大する為服用は慎重に。医師と相談しながらの方が望ましい。
※3:『トラマール(成分:トラマドール)』は非麻薬指定薬剤であるがオピオイド系薬剤である。癌の疼痛緩和の他、慢性的な疼痛の緩和に使う。WHOにおける疼痛管理ランクでは3段階中2段階の薬剤に位置付けされる。併用禁忌は塩酸セレギリン。主にパーキンソン病等の治療に使われる薬に含まれている。
- ■2014/05/23