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    • 2012/10/12 19:40
    • 「ヤタガラス」
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    • 2人はそれほど時間をかけずにたどり着く。

      「何だこれは?!」
      「な、何?!」
      2人は息を呑む

      麗は先ほどの光景とあまりの違いに我が眼を疑う。木々はなぎ倒され、月明かりで足下の影がハッキリと解るほど空は開けている。自分達がどこで補足されたのかなど解らない
      先ほどの男も姿形は見えない
      (まさか…爆風で…)
      麗は呆然と立ち尽くしてしまう

      「怪我をしているならまだ遠くに離れていないはず。周辺を探してくる」
      北村は何が原因かを薄々感ずいていた
      (バースト…エレメンタルバースト…僕らの中でも遣い手は少ない。マガツヒにそんな芸当はできない。状況から判断して間違いないな…。しかし…その男、何者なんだ?人は死を直面した時に想像をこえる力を発揮すると言うが…)
      感情が好奇心へと変わりながら辺りをくまなく探す

      (どうして、こんな…)
      (私があの時逃げたりしなければ…)
      麗の心には悔しさが込み上げてくる、両の拳を爪が肉にめり込むまで握りしめて

      涙で潤みかけた目に、ある物が微かに見える。規則的になぎ倒された草木の後とは明らかに違う何か…

      慌ててその場に走り寄り、手で探りながら違いを確認する。それは、衝撃波と爆風を受け流し丁度人が一人屈んだほどの後が残っている。また、かなり踏ん張ったのであろう足跡も一人分

      そこへ、いかにも収穫の無い表情で北村が麗の側へと来て2人は目をあわせる

      しかし、2人の考えは微妙に違っていた

      北村は先ほどの自分の考えが確信へと

      麗は生存の期待へと変わり…
      サッと立ち上がる

      「!」
      北村が麗の腕を掴む
      「マガツヒの可能性もある」

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