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    • 2022/8/21 20:56
    • 本当にあった怖い話①
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    • 私が19歳の時に体験した話です。

      ある日の18時頃でしょうか。ふと交差点を見ると南からバイク、東からタクシーが交差点へ。私は交通事故を目撃しました。衝撃音と共にバイクの運転手が3m跳ね上がりました。バイク後部席にいた人は、バイクとともにボンネットに乗りました。6mほど走ったタクシーが急ブレーキを踏み停車。その先5mくらいバイクと共に道路を滑りました。

      すぐ20人くらい来て、跳ね上がった人の心肺蘇生をしていました。信号機の光しかないので状態がよくわかりませんでしたが、大量出血で意識がないようでした。15分後救急車が来て、1人死亡している事がわかりました。もう1人は救急搬送されました。
      その頃タクシー運転手は、ずっと車に篭り電話をかけていました。野次馬と救命士が車を叩き出てこいと言ってましたが、出てくる気配はありません。
      事故から1時間以上経って警察が到着。
      タクシー運転手はそれでも出てきません。
      聞き取りと現場検証をして、野次馬がいなくなるとようやく運転手が出てきました。そして警察官からの説教が始まり…何故出てこないという質問に対し電話で忙しかったと言い訳。この運転手、おじいでした。
      翌日の新聞記事で2人共子供で亡くなくなったとありました。

      生きていた命が突然失われ、その一部始終を見た私は、その日から変な音に苛まれる事になるのです。

      その日の夜、ふと目が覚めた時間は3:05。
      階段を誰かが歩いてくる音がしました。ぽたぽたと何かが垂れる音とミシミシ音と共に足音が部屋に近づいてきます。
      不思議な事に足音は大人でない事と生きている人でないと直感でわかりました。
      体重の軽い足音でした。2階についた時、足音は消え大丈夫だと安心した次の瞬間、ザーっという何かを引きずる音と共に黒い塊が部屋を横切りました。
      背筋が凍りつきました。肉の塊?
      その音と塊はしばらくの間、部屋の前の廊下を行ったり来たりしていました。入ってくるんじゃないかと思いとても怖かったです。
      4:00になる頃には音も気配もなくなっていました。

      その日以降、3時~4時の間、音や気配、金縛りが毎日ありました。一時知らない人が私の傍で見下ろしている事もありましたが、襲ってくる事はなかったです。

      そうして、4年が経過しました。
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