○冬将軍○さんの日記

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- 2008/6/17 9:20
- 青春の１ページ　Vol１
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- あれは５、６年前、当時お付き合いしてた女の子と海に行った時の出来事だ。
  雲ひとつない太陽の下、大勢のお客さんがワイワイ騒いで夏を満喫していた。
  俺もビール片手にイイ気分になってた。
  彼女がイカ焼きを買いに、はまじやへ。
  お店には長い列。かなり時間がかかりそうだった。
  俺の目の前には青い空と大海原、そして水着のねーちゃん♪
  若かった・・・
  俺を止められるものなんてなかった・・・
  早速、二人組の女の子をナンパ♪
  なかなか可愛い☆
  会話は弾んだが彼女がイカ焼きを持って帰ってきた！！
  あわててパラソルに戻る俺。
  それを知ってか知らずか、二人組の女の子達はケラケラ笑っている。
  ？なんか様子がおかしい・・・
  あっ！！！
  まったく気づかずにあの大勢の中、なぜあの二人組に声をかけたのか・・・
  あの二人組は俺の地元の子。そして当時、俺の友達と付き合ってた子だ・・・
  顔はひきつり、頭が真っ白になる男・・・
  忘れたい過去だ！
  去年の春、俺は転職した。新しい職場で、気持ちも新たに頑張ろうと思った。
  初出勤の日、事務所に入り「おはようございます」
  大きな声で挨拶し、顔を上げた瞬間、俺は凍りつき、声を失った。
  「あの時はど～も♪」
  女の子がニヤニヤ話しかける。
  事務の女の子は海でナンパした子の１人だった!!!
  愛想笑いのバカ男
  新たな気持ちも折れる新入社員
  ドンマイ俺！
  ・・・遠い目で窓の外を見ると、あの夏の様な雲１つない空が広がっていた