キリン13さんとモバ友になろう!
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- 2012/1/23 5:48
セクシーフィッシング
最終話
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今は何時だろうか姿は見えないがカモメが騒がしく鳴いている
満腹になり眠気は酷いが
どうも眠れない
すると一瞬何かが光った気がした
海で寄り添う俺達を追って
週刊誌のカメラマンがシャッターを切ったのかと思ったが
びっくりするほどの思い違いなのでそのまま目を閉じてみる
タカ『ふっ鳥の鳴き声に波の音か…』
キリン『煩くて寝れないか』
タカ『いや…ロマンチックだなって(`゚ω゚)(微笑)』
キリン『気持ち悪い事言うな引っ付いて寝るんだぞ(;`皿´)』
眠気で途切れ途切れだった会話に少しづつ色が戻りはじめいよいよ眠る事を諦めようかと言う時
海に浮かぶ無数の灯りの話題になる
イカ船だろう
まるで…いや
それほど酔ってはいつもりだったが
言うのを躊躇いつつもそのまま口から出てしまった
キリン『ここ自殺の名所なんだよな(´_>`)』
タカ『ふっ怖い話でもするってか(`゚ω゚)ワクワク
』
キリン『いや…あの船がさ精霊流しみたいだなって……ああ
すまん
悪いジョークだったな(´_>`)
』
タカ『ふっ別に皮肉で見送っちゃいけない決まりはねぇよ(`゚ω゚)
』
自分には常に酔っているので問題なかったけれど言いたい事はある
命を奪っては命を繋ぐ事を改めて知り
いくつもの放棄された命が終わった場所で暖をとる
だけどきっと誰もが思う事
自分も例外ではないという事
空は相変わらずの暗闇を称えるなら
気持ちまで暗くなる必要など無いという事
タカ『ブランデー温めるか(`゚ω゚)』
キリン『いいねぇ(´_>`)』
鍋に火をかけそれを暖炉がわりにブランデーをぶち込む
これをゆっくり流し込めば
朝陽はそう遠くはないだろう
疲れはしたが楽しい1日になった
数々の伝説の遊びの中で何かを知る
俺にとっての遊びとはそうあるべきだ
今日はこのまま朝陽を待とう
そう決めた瞬間に思い出したように酔いが回り始めた
タカは酒に酔いもせず自分に酔い続ける相変わらずのクール&セクシー
もはや嫉妬すら寄せ付けないほどのセクシー野郎さ
そんなセクシーボーイタカがブランデーの入った鍋に何かを入れる
タカ『昆布出しだ(`^ω^)/~ワカメ』
キリン『酔ってんじゃねぇか(;`皿´)』
fin