キリン13さんとモバ友になろう!
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- 2012/1/23 3:07
セクシーフィッシング
第③話
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スーパーを後にし釣具店に向かう
こちらも朝早くからやっていたので
とりあえず釣竿を選ぶ
何か客のおっさん達が笑っているが
間違いなく気のせいだ
釣竿は数百円から数万まで幅広い
もちろん数百円のを買う
お金の問題ではない
できるだけ高性能なものは避けたいからだ
そして餌を数種類買い
ふと気になるものを見つける
キリン『おばちゃんこの海老のブロックみたいなのって食べれます(´_>`)
』
店員『えっ』
タカ『キリン朝から飛ばしすぎだぞ(`゚ω゚)』
海老が好きなキリンは最悪魚が連れなかった時に
緊急用の食料にと思ったが
どうやらこれを海に撒いて魚を誘き寄せるらしい
ちなみにキリンが海老を好きな理由は
とてもここでは言えない侘しいものなので
続きはwebかベッドで
キリン『よし(´_>`)…』
タカ『行くか(`゚ω゚)』
いよいよ釣り場に向かうそこは橋で渡れる離島になっている
近年橋ができたが
それまではフェリーで渡っていたのだ
そしてその離島は釣り場としては有名だが
とにかく島一周分どこでも釣れるので
人と会う事はほとんどない
事実この日も人と会う事はなかった
車を留め大きな荷物を抱え降りてゆくキリン達
ちなみにここは自殺の名所としても知られ
ところどころに看板があり『早まらないで
もう一度人生を振り返ってみてください
』と書かれている
どう見ても背中を押してる熱いメッセージなのだ
キリン『着いたな(´_>`)』
タカ『ああ(`゚ω゚)』
長い1日が始まるまずは朝ご飯となる魚をGETだ
バケツにロープを結び
三メートル程下の海に
岩肌から投げ込み海水をゲット
そこに先ほど買った海老ブロックを入れて溶かす
『私もう二度と恋なんてしない
』などとぬかしている乙女のハートみたいには
海水の冷たさも手伝ってか容易には溶けない
甘い言葉を囁くように
ガツガツ海老ブロックを砕き海に撒く
さて…いよいよ記念すべき第一投だ
キリン『しゃああ(;`皿´)』ブン
タカ『おらああ(;`皿´)』ブン
20mは飛んだだろうか沖に浮かぶウキが海面に揺れ期待を連れてくる
そしてふと思う
あれ
こんなに投げたら海老撒いた意味なくね
ついに闘いが始まったのだ
続く