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- 千成
- 関係:大根との邂逅
- 私が大学生のときコンビニでバイトをしてた時の出来事だった。ちょうど9月中頃の夕刻だったかと思うが、一人の黒人風の男が入店してきた。あと1分程で勤務が終わるので、バックルームで休んでいるもう一人をレジの呼び出しボタンで呼んでみたが反応がない。そのもう一人とは80歳になろうかと思われる婆さんだが、レディに歳を聞くのは憚られたので私の中で適当に80歳にしておいた。同僚からはロボット婆さんと呼ばれていたのだが、そうこうしている間に黒人がレジへ近づいてきた。手にはかなり使い古したビニール袋をぶら下げているが何も入ってないようだ。黒人は『おでんくれDEATH』とカタコトの日本語でおでんを要求してきた。私はどれになさいますか?と訪ねたが黒人はまたも『おでんくれDEATH』と繰り返してきた。めんどくさいので6時間程煮込んである廃棄すべき大根を選んで容器に入れようとしたが『ここへ入れろDEATH』と、見ると手に持ったビニール袋を拡げていた。めんどくさいので私は言われるままにビニール袋に崩れた黒人色の大根をいれてやると『汁だくDEATH』とつゆだくを要求してきたので浮かんだ虫と共にビニール袋にいれてやった。
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- (ち^ω^こ)
- 関係:教祖と信者
- そう、あれは忘れもしない、1999年初夏。
週10で行ってるお風呂屋さんの帰り道、気だるい汗ばむ陽気の中、あー、sekai mo owariかぁ、とぼやきながら、野良犬にバターの餌付けしてた時。
後ろから黒ずくめのスーツ着たサングラス野郎が、野良犬保護!チミ、俺らの教団入らねぇ?とか直球で、言って来たのさ。
普通さ、アンケートです、とか手相見せてもらっていいですか?とか言うもんじゃねぇ?
こいつ頭イカレてんな。と思いつつ、バターあげてみたら、美味しそうに食べてやがる。いよいよこいつ頭イカレてると思って、儂は目も合わせず世も末じゃと独り言いったのさ。
そしたら、黒ずくめ男、急に脇に抱えてたラジカセで松けんサンバ響かせながら、暴れんぼーで御座る!暴れんぼーで御座る!とか言いやがる。
入信しました。
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- ビッチ糞糞
- 関係:超大腐れ縁
- 天性のいじめられっ子だった俺が幼稚園デビューしようとイキって登園したときから物語は始まった。俺んちには親父の趣味で身体を鍛える道具はたくさん転がっており産まれてからそれはそれは地獄のような筋トレをさせられその頃からマッチョ円痔だったが痛みにはめっぽう弱く、すぐに泣かされることが多く体育座りでいじけるのが日課だった。そんな俺も円痔になるからには舐められて溜まるかと身体を鍛え登園の日を今か今かと指折り数えたもんだ。待ちに待った初登園の日俺は担任の先生に恋をした。丁度俺好みの貧乳だったのも良いアクセントだった。俺は夕方にお別れ会を済ませ、先生に告白するタイミングを見計らった!もうすぐ俺の番が来る。心臓がバクンバクン言いやがるぜ!いよいよだ!俺は「先生…」言いかけたその時横から大根の野郎が「先生、おっぱいぴろーんWWWWW」と両手で揉みまくり俺を見下した顔で「ザマァWWWWWクッソWWWWWザマァWWWWW」と言いやがった。俺の恋が砕け散った瞬間だった。汚れた女に興味のなくなった俺は担任の先生に「この、糞ビッチめ失せろ糞ビッチ」と言い放ち涙目で帰宅した。そんな俺ももうすぐ還暦だ懐かしい話だぜ…