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    • 2008/9/4 1:13
    • 【小説】純愛12(真実)
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    • 演劇部公演の次の日の朝、コテは『ふぁ~ぁ』と大きなアクビをしながら登校していた。すると背後から『おはようテツ~』とハナが元気に声をかけてきた。
      『昨日来てくれてたね!ありがとう!ってか一番前にいるからビックリしたよ!どうだった~私の演技は~』
      『キシケンが一番前で見ようぜってうるさくてさ~ってか姫役をミドリがやること事態無理があったな?まぁ衣装は綺麗だったけどな~』
      と、ハナの前だと何故か素直になれないコテだった。
      『ひっど~!まぁいいけどさぁ~きっと私の演技を解ってくれる人がどこかにいるはずだから~』
      コテはキスシーンの事を聞きたかったがうまく切り出す事が出来ないでいた…。 そんな時ハナが…
      『ねぇねぇ最後のキスシーンどうだった?』
      心を読んだのかハナからキスシーンの話題をふってきた。
      『どうだったって言われてもなぁ…』
      突然の質問にコテは言葉が思い付かなかった。
      『ドキッとした?本当にしてたと思う?』
      ニヤニヤしながらハナは聞いてきた。
      『ちょ…え?あれしてないの?詐欺じゃん!』
      『いくら何でも学校の部活でキスまでする訳ないじゃん。まぁプロは本当にするらしいけどね?アハッ!驚いただろ~』
      ハナはケタケタと笑いながら話した。
      『完全にだまされた~!悩んで損した!』
      コテは安心して口が滑ってしまった。
      『ん?なにか悩んでたの?』
      『いやいやこっちの話し。』
      『ふ~ん?へんなの~。あ!時間やばっ!急ごっ!』
      キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン♪
      コテとハナは教室へと急いだ。

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