八木山象さんの日記

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- 2011/3/15 20:26
- 地震日記
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- 3月11日午後2時46分私は営業職ではないのだが仙台市内のﾏﾝｼｮﾝ内で初対面あるにも関わらず管理人さんとほぼ仕事に関係ない話をｺｰﾋｰご馳走になりながらしておりました
  そしたら突然の強い揺れ慌てて管理人さんと表に出ました他の建物内にいたかなりの人達が表に避難してました。向かいに美容室があったのですが、中には髪が衣服につかないように誰もが首に巻いたことあるﾏﾝﾄみたいな奴をつけたまま美容師と一緒に慌てて出て来た人もいました地震後美容師達に指をさされ笑われてましたが…こりゃ地震の為渋滞ができ帰れなくなる可能性がでてくるなと思い、管理人さんとの語らいもそこそこにして一路、会社に向かいました
  途中ほぼ信号も停電している様子、大きな道路を通った方が道路寸断されている可能性が低いと思い、仙台駅を通り職場に帰ったのですが、途中音が鳴りっぱなしなのに電車が来ないで開きっぱなしの踏切や、駅の歩行者用の高架歩道(ﾍﾟﾃﾞｽﾄﾘｱﾝﾃﾞｯｷ)が危険ということで信号停電により横断歩道を渡る人が途切れることがない箇所をかなりの時間を費やし通過しましたその時、大きな拾い物をしました昔はかなり美人だったと思われる(思いたい)70歳ｵｰﾊﾞｰの婆ちゃん２人が車の後部座席のﾄﾞｱを開け、『長町駅付近まで乗せていってけろ』と行って突然乗り込んできました突然の事でひきつった顔を必死に戻しながら『沿線沿いの中学校まででいいですか？』といいながら、車を走らせ車内でキャッチボールにならない会話を楽しみました時間にして一時間程度きつかった
  
  なんとか無事お二方を降ろしたあと地震で崩れた建物あったので撮影しました。こういう建物は地震の規模の割に少なかったです無事に普段なら３０分の道程を二時間半かけて会社に帰りましたやはり社員は皆家路に就いた後でした。
  
  ４日たった今は電気も水道も通り蝋燭の明かりとお菓子で過ごしていた初日に比べずいぶんと楽になりました皆様の存在自体凄く励みになりましたありがとうございますしばらく電力もお借りしてご不便もおかけしますがこの日記をご覧になってただいた方すみませんがご協力よろしくお願いします。m(_ _)m
  
  また海岸付近で生活をしていた方々は比べられないような苦しみを抱えていると思います。かける言葉みつかりませんが、何か私にできることがあれば書き込みしていただけると幸いです。