♪~海猿~♪さんとモバ友になろう!
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- 2009/4/19 19:14
- 深イイ~
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- メロンカップの思い出・・・
小学校6年生の時の事、親友と先生の資料整理の手伝いをしていた時、親友が・・・
『あっ』っと小さく叫んだのでそちらを見ると、名簿の私の名前の後ろに小さく『養女』と書いてあった。
その時まで実の両親だと思っていたので心底、衝撃を受けた。
帰り道、どんな顔して帰ったらよいのかわからず公園のブランコに座ったまま立てなくなっていた私に、親友はずっと付き添ってくれました。
そして長い沈黙の後、私に・・・
『よし、じゃあ私と姉妹の盃を交わそう!』と言って、カバンの中からメロンの形をしたアイスの容器をだして、水道の水を入れ一緒に飲んだ。どこで学んだのか『盃の契りは血のつながりより強いんだよ』とメロンのカップ片手に言う親友がおかしくて、そして嬉しくて思わず泣きながら笑い合った。
そして真実を知ろうとせず12年が経ち、私は結婚する事になりました。
結婚式直前に親友を飲みに誘った。
『あの時はありがとう』と驚かそうと思い、あの時のメロンのカップをカバンに忍ばせて機を窺っていると、突然親友がポロポロと涙をこぼして・・・
『あの時、私が気づかせてしまってごめんね』と親友はその事をずっとずっと悔やんでいたと号泣しだしました。
私は反抗期で親に反発しそうな時も、進学の学費面で悩んでいた時も、机の上のメロンカップが見守っていてくれたから、あなたがいてくれたからやってこれたのだと感謝を伝えたかったのに、涙をこらえる事が出来ずに私も一緒に号泣してしまいました。その後、顔をくしゃくしゃにして泣きながら夜更けまでお酒を飲みました。
あの時のようにもちろんメロンのカップで。
ちょっとウルッとしたよ
親友って素晴らしいよね
話せない事でも腹を割って話せる人がいるのは、それだけで勇気っけられると思うわ。
俺の周りにもいつも気にかけてくれる人がたくさんいます。
これからも家族や仲間達を大切にしていきたいと思います
完
- メロンカップの思い出・・・