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- 2011/10/29 12:58
- 月城みみ デート 7回目 その1
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- ○○「…………」
○○「…………あれ?」
気づけば、みみを見失っていた。
先ほどまで隣にいたはずなのに、いない。
○○「どっ、どこ行った?」
周囲を見渡しても、人だらけ。
この中からたったひとりの女の子を見つけ出すのは、相当な苦労に違いない。
ただでさえ、店内はめちゃめちゃ入り組んでいるのに……。
○○「とにかく探そう」
俺はみみの姿を追い求めて、店内を探し始めた。
それから、3分ほど歩き回った頃だろうか。
○○「あっれー……見つからねぇ……」
店内を歩き回ってみるけど、みみらしき人は見つからない。
携帯に電話しても、コール音が続くばっかりでみみが出る気配がない。
○○「どこなんだよ……あいつは……」
○○「……もしかして……?」
○○「いや……まさか、そんなことはないよな……?」
『ユーカイ』とか『ラチ』など、物騒な単語が脳裏をよぎった。
○○「だあー! 不吉すぎるだろー、それは!」
ともかく、まずはサービスセンターに行って放送をしてもらうか。
――俺がそう思ったときだった。
ぴんぽんぱんぽーん♪
店内放送「迷子のお呼び出しをします」
店内放送「__にお住まいの、○○くん、○○くん」
店内放送「月城みみさんがお待ちです。至急、サービスセンターまでお越しください」
ポカンとしてしまった。
そして__。
○○「みみぃいい!」
サービスセンターまで思い切り走った。
- ○○「…………」