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- 2011/10/27 10:01
- 月城みみ チェック会話 6回目
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- 夕暮の射す堤防。
茜色の空が、世界を赤く染め上げていた。
○○「はふぅ……今日は疲れたな」
みみ「うん、そうだねぇ」
ぐ~っと背伸びをする。
○○「ん、ん~……ねっみ!」
みみ「眠いの?」
○○「今日はたくさん歩き回ったし、体力も尽きたよ」
みみ「ふふっ、いつもなら、まだまだこれから~って言ってるのに」
○○「そうだっけ?」
みみ「うん。ここからカラオケに行ったり、ゲーセンにいったりするもん
ね」
○○「まぁ、そういうこともあるな」
みみ「あはは~、でしょ♪」
2人で他愛もない話をしていると、向こう側で子供たちが遊んでいるのが見えた。
女の子が自転車に乗り、その背中を男の子が押している。
みみ「あはは……楽しんでるね」
○○「そうだな。なんか、あぁいうの見てると昔を思い出すよな」
みみ「昔?」
○○「うん、ほら、自転車に乗るために、あんな感じで練習しただろ?」
みみ「う~ん……ごめん、実は私、自転車乗れないんだ」
○○「えっ、どうして?」
みみ「ん……だって、怖くない? あれって」
○○「い、いや……怖いなんてことは考えなかったけど」
みみ「そ、そう!?」
○○「うん、普通に練習したら普通に乗れたし」
みみ「うう~、それって不公平だと思うなぁ」
○○「ふっ、不公平!?」
みみ「私も乗れるようになりたいよぅ……」
手伝うよ←
○○「ん~……分かった。じゃあ、今度練習するか」
みみ「ほっ、ホント!?」
○○「うん」
みみ「じゃ、じゃあ……お願いしていい?」
○○「おっけ」
こうして、俺はみみの自転車練習に付き合うことになった。
つづく
頑張れ←
○○「まぁ、いつか乗れるようになるさ」
みみ「う、うん……そうだね」
つづく
- 夕暮の射す堤防。