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- 2013/3/28 17:47
- 母
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- 昭和27年、2月29日。
青森県の片田舎で生まれた。
当時、村長をしていた曾祖父に可愛がられ
それなりに、裕福な家庭に生まれた。
幼い頃に小児麻痺になる。
曾祖父は、幼い母を助ける為に山を売り
母の命を助けたそうだ。
当時の医者は「ここの子は、3才まで生きるのがやっとでしょう」と祖父と祖母に言ったそうです。
だが、医者の言った言葉ははずれ
今日も生きてます(笑)
が、医者の言った言葉は何かの呪縛の様に母を苦しめて来ました。
今まで、ずっと、病気と付き合って来ました。
心臓が悪く、尋常無い高血圧。
そして今は、癌と共に生きる事になった。
もはや手術は手遅れなうえ、仮に手術しても心臓がもたないそうだ。
常々、59才で死ぬと御告げがあったと言ってたバカな母。
60になった母に御告げははずれたね♪と間抜けな事を言ってた馬鹿な娘。
母の死が現実に近く。
私は母に何をして上げただろう。
残りの時間、何をしてあげられるだろう。
死に行く母に何を残し、何を持たせてやれるのだろう。
母の病気を子供たちに話した時も涙が出なかったし、母と話してても泣かない。
今こうして文字にして初めて涙が出た。
これで少しは眠れるかな?
もう少しで母の人生は終わる。
それまでの間は、母との思い出を少しずつ日記に書いていきます。
忘れない様に、母に話してあげられるように…
- 昭和27年、2月29日。