よねこう▼さんの日記

更新する

- 2008/6/26 4:03
- とある日のパチ屋での出来事2
- コメント(3)
- 閲覧(59)
- まあ、よくある事だ。そう自分にいい聞かせながら打っていると今度はスイカB。しかし入らない。そして、今日は引き弱いから潔く帰るか、と思い止めようとすると、また2チェ。
  嫌なパターンだ…。
  そんなこんなでズルズルと打っていたら残り1000円。普通の人ならここで帰るのだろうが、有り金尽きてスッテンテンになるリスクを抱えても尚最後に全てを賭けるのが真のギャンブラーとゆうもの。
  とか訳のわからぬ口実つけて打っているとアミバ登場。｢俺は天才だあ…覚悟はいいかあ？｣
  ｢…｣
  ｢きたっ！来たよお母さん！｣(意味不明)
  そして｢バトルボーナスゲェーット｣とともにコインが尽きる…はあ………ありがちだがこの時ほどショックを受けた事はないだろう。下にコイン落ちてないかなあ？って見るがない。落胆してると隣で打ってた20代前半ぐらいの女性が、｢よかったら使って下さい｣そう言いながら俺の手にコインを渡す。｢すいません。ありがとうございます｣この時、この女性がユリアに見えたのは俺だけではないはずだ。
  俺は拳四郎よりいち早く立ち上がり見事に復活を遂げたのである。だが、7を目押しするが揃わない。｢ん？もしや？｣案の定北斗絵柄が揃った。しかもレインボーだ。｢天に帰るといいですね。｣そう彼女が言ってきたので｢天に帰ったら飯おごるよ。｣｢はいっ、頑張って下さいね｣俺はやる気を出しジャックインで第3停止ボタンをねじ込んだ。｢おっ？レイ｣その後もよけるわ立ち上がるわで拳四郎もやる気満々―。
  隣で打ってた女性も既に5000枚overぐらい出してて俺も結局8000枚ぐらい出した。｢ありがとう。君のお陰で助かったよ。これお礼｣そう言って彼女にカチ盛りの一箱を差し出した。
  彼女は遠慮したが、俺は無理に受け取らせた。
  その後約束通り一緒に食事をして楽しい一時を過ごした。彼女の優しさに感動を受け涙が出た。まだまだ世の中捨てたもんじゃないと改めて思いしらされた、ある1日の出来事だった…。