ひろたん♭さんとモバ友になろう!
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- 2012/12/7 23:13
- リアル赤鼻のトナカイ~第3話~
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- 赤鼻トナカイと田中トナカイの初対面から数日後
田中トナカイは赤鼻トナカイの現実を目の当たりにする
田中(´Å`)
(…まったく…醤油買い忘れたからってなんで僕がお使いに……)
田中(´Å`)
(…ん?…あれは…)
(-_-メ)
「てめー赤鼻、鼻の色が違うなんて生意気なんだよ」
ゲシゲシ
赤鼻(’Å’)
『ごめん!わざとじゃないんだ!この鼻は生まれつきなんだよ!だから蹴らないで!』
(-_-メ)
「口答えするなんて生意気なんだよ!」
ゲシゲシ ゲシゲシ
赤鼻(’Å’)
『いたいよ!やめてよ!蹴らないでよ!』
田中(´Å`)
(……あの子いじめられッ子なのか)
田中(´Å`)
「まぁ…助けに行って、逆に転校早々目をつけられても面倒だし…」
田中(´Å`)
「見なかったことにするか……」
(-_-メ)
ゲシゲシ ゲシゲシ
赤鼻(’Å’)
『いたいよ…いたいよ……』
………………………
田中(´Å`)
「だいぶ暗くなってきたな…晩ごはんまだかな……」
田中(´Å`)
(ん?あれは……)
赤鼻(’Å’、)
『えぐえぐ……えぐえぐ……』
田中(´Å`)
(やっと解放されたのか…可愛そうなヤツだな)
赤鼻(’Å’、)
『えぐえぐ…えぐえぐ…』
赤鼻(’Å’、)
『………………』
赤鼻(’Å’)
『……………………よしっ』
赤鼻(’Å’)
『おかーさーん!ただいまー!』
母トナカイ
「あら、ずいぶん遅かったわね?暗くなる前に帰ってこなきゃダメよ?」
赤鼻(’Å’)
『うん、ごめんね!友達とたくさん遊んできたんだ!楽しかったよ!』
母トナカイ
「ほらほら、こんな泥だらけにして…先にお風呂入って着替えちゃいなさい」
赤鼻(’Å’)
『はーい!』
パタン………
田中(´Å`)
「あいつ……家のドアの前までは泣きじゃくってたのに…」
田中(´Å`)
「いじめられてること…親にも隠してるのか…」
田中(´Å`)
「…………………」
田中(´Å`)
「なんだよ…アイツ……」
この時田中トナカイの心に
何か今まで感じたことのない想いが生まれていた
ただしまだ6歳の田中トナカイには
その気持ちが何なのか理解できるはずもなく
正体のわからないモヤモヤばかりが田中トナカイの心を埋めていった
- 赤鼻トナカイと田中トナカイの初対面から数日後