だっだっ★さんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2011/10/23 17:25
- サイクルロードレース
-
- コメント(0)
- 閲覧(12)
-
-
- ちょと感動したので日記に残す
今日はアジア最高峰と言われるプロの自転車ロードレース・ジャパンカップを観戦してきた。
自転車ロードレースは面白い。手を伸ばせば触れられる距離を選手達が猛スピードで駆け抜けていく。
ロードレースは1チーム数名で競うわけだが、各選手には役割がある。細かいコトは長文になるので省略するが、エースと呼ばれる一人を他チームより1mmでも先にゴールさせるためにエース以外の選手はエースのためだけに走る。
レースは通常集団となって進む。ここで集団から抜け出て逃げる、集団に揺さぶりをかける、集団を引っ張る等レースを動かした選手はよく途中でリタイヤする。これは仕事を終えたとしてリタイヤなのに絶賛の拍手で迎えられる。
今日のレースは最後小集団のスプリント勝負だった。先頭集団に付いていけなかった選手達はもちろんゴールまで走るわけだが、
先頭がゴールして数分経ってゴールに向かってきた選手の一人が私の目の前でメカトラ発生・チェーンが外れ、クランクに絡まってしまった。
その選手は自転車から降り、必死で直そうとするがなかなか直らない。奇声をあげ、イラつき、いまにも自転車を放り投げんばかりの必死さだ。もう順位すら関係ないであろう遅れなのに。
そう、彼はまだ今日の仕事を終えていないのだ、完走という仕事・役割を(推測だが)
けっして放映、記事にもならない、誰も気にしないであろうこの場面を目の前にし、あらためてプロの凄さを教えられ、華やかなプロの世界の裏を垣間みた気がする
- ちょと感動したので日記に残す