★けろ助★さんとモバ友になろう！
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- 2011/4/10 16:08
- 本当にあったコワイ話 その2
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- Ａ君は 笑顔で『機械にも魂はあるよ
以前…助けてもらったよ』と…その話をしてくれた…｡
そのバイクとは…もう部品すら製造してない程古いバイク…｡
Ａ君は…自分で塗装してﾋﾟｶﾋﾟｶのバイクでお盆の休日出勤…｡
そう…お盆休みの出勤！これがこの不思議な出来事の始まりでした
疲れで…ぼーっとしながら…いつもと同じ道を走る……！
お盆休みのせいか…他に車は走ってない…｡
早朝の風は爽やかで気持ちがいい……なのに、この日は何故か空気が淀んでいる感じがした｡
しばらくして踏切が見えた｡
前方の踏切では赤いﾗﾝﾌﾟが交互に点灯してる…｡
減速して…ブレーキ……！！
その瞬間
『か…身体が動かない…！』
踏切直前で…突然の金縛り…！
タイヤはフルブレーキでロックされ、ブラックマークを道路に残しながら、吸い込まれるように線路の中に……！
登り坂なのに、更に加速している…！
腕が鉛のように重い…！
アクセルはオフ状態…！！
手は…フルブレーキのまま身体は何故か動かない…！！
パニック状態で…
『うわぁー』
と叫びながら踏切の中へ……！
その時………！
『大丈夫だょ…いくよ…！』
と何処からか優しい声が聞こえた……！
聞こえた…と言うより頭の中に響いてきた！と言った方が正しい表現かもしれない……｡
その瞬間…
『ブｫオオーﾝ！』
とエンジンが唸りリアタイヤが路面に食い込み前輪を浮かせながら踏切を駆け抜けて行く……
身体は、鉛のように固まり…
アクセルオフ状態＆フルブレーキのままなのに………
まるで別の生き物かのように、踏切の隙間を駆け抜けて行く…
踏切を抜ける瞬間、微かに動く瞳で左側を見ると…
そこには…電車が目前に迫っている！
それと…電車が来てるのに踏切の中で微動だに動かない白い服の人影が………！
バイクは……フル加速しながら踏切を飛ぶように駆け抜けると
何も無かったかのように…
サイドスタンドが下りていつものように静かにアイドリングを続けている………！
………その３につづく………
- Ａ君は 笑顔で『機械にも魂はあるよ
以前…助けてもらったよ
