海賊皇子さんとモバ友になろう！
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- 2013/1/21 13:57
- テロリストは電気羊の夢を見るな
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不況、不況と叫ばれていくほどか知らぬ昨今、我が子我妻養うために、安眠も許されぬ佳境へ飛ばされるサラリーマンがいます。我関せずと惰眠を貪る不労者います。果たして自由とはどこか。
働くも自由、働かぬも自由。あれをしたいし、あれもしたい。それがために働く人の多いことでしょう。
さて、耳に新しいことでしょう、アルジェリアのテロ事件。悲しくも日本人の御方が巻き込まれてしまいました。中には殺された人もいるとのことで、たといにも許しがたい凄惨な事件です。
されど世の中には色々な考えの方がいるもので、「そもそも自分の選んだ道ではないか。いくらだって断れた」とそもそも出張したことを咎める声もあります。それに「会社の命令だ。断れば今後の進退に関わる」と答えれば「それも含めての選択だ。結局行き着くのは利己的な理由だからね」とのへ返答。
私は実に嘆かわしいのです。これはあんまりな仕打ちではないか。確かに家族や自分の趣味に使うお金を稼ぐため、僻地に飛ばされることを承諾しましょう。しかし、これは自由ではない。半ば強制です。いわば生活を人質にした交渉に近い。テロリストと何ら変わらないでしょう。その責任を全て人質にされた方らへ押し付け、認めるのはテロリストの肩入れに等しいではないか。
もちろん、企業側が強制したかは知り得ません。しかし、すくなからぬ責任はございましょう。せめて安全を確保するくらいの警護をすべきでした。
