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    • 2010/11/30 22:39
    • Iomante ~龍送り~
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    • 幕末ほど歴史のうねりを感じる時代はない。「龍馬伝」は幕末の風雲児・坂本龍馬の一生を描いた、大河ドラマ史上最高の傑作だ。歌手である福山雅治が龍馬役を演じると聞いたときは「大丈夫か?」と疑心したものだが、なんちゃあない。ドラマの中での、福山雅治の後ろ姿、笑顔、所作すべては、完全に坂本龍馬そのものだった。顔は、ちょっとカッコ良すぎるが。
       
      物語を終えた今となれば、始めの頃の、龍馬や武市、以蔵、弥太郎らの奮闘する姿がほほ笑ましい。龍馬が回を重ねるごとにいろんな人びとと出会い、いろんな世界を見て、学び、成長してゆく姿は、まさに昇り龍のようであり、近江屋事件まで、終りがあると判っていても、彼の駆ける姿は眩しく、瑞々しい。
       
      「龍馬伝」の最終回で、中岡が流した涙の意味はよく分かる。龍馬の、並々ならぬ器の広さ、玲瓏さ。まるで、海そのもののような龍馬のおおきな志しを前に、なんと、わしらはこんまいことでいがみ合っておるんじゃと、痛感したことだろう。
       
      夢や希望に満ちあふれた龍馬と中岡の会話から、刺客らの襲撃に、突如として場面は一転する。血みどろになった龍馬、中岡。刺客に斬られる寸前、龍馬は叫ぶ。「どういてじゃ!」すれ違う志し。信念。想い。凄惨で、決して加減のないカットだ。
       
      不謹慎だが、私はそれを美しいと思う。感動から発する美ではない。戦慄から発する美である。これは、歴史なのだ。歴史という過去に、確かに存在した、真実の一シーン。坂本龍馬という男の、人間生命のぎりぎりの一場面を、「龍馬伝」というフィルタを通して、確かに私は視ているのだ。――美しい。ただ美しいと、私は涙せざるを得なかった。
       
      龍馬が望んだ、上も下もない、泰平の世の中はおよそ140年後の今日、確かに日本に到来している。が、何か違う。現代には、熱くたぎる祖国への志しや、夢、望みが極めて希薄だ。「こいじゃあ、いかんぜよ」と、龍馬はきっと叫ぶだろう。日いずるこの国、日本。この美しき国の魂を、受け継いでゆくのは私たち日本人なのだ。止まってちゃ何も生まれない。走り出さなければ、日本人。
       
       
      …なんてことを、龍馬伝を一年かけて観ながら感じました。私も龍馬のように、自分のためではなく、国のため、人のために一生を捧げられる人間になりたいですemoji 今の自分には到底できそうにないですがemoji
       
      兎に角、龍馬伝にはこの一年本当にお世話になりました☆ だんだんemojiemojiemoji

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