• "灯澄"

      2017/1/3 13:44
      灯澄
      [あいさつより]お蝶さん、明けましておめでとうございます。 旧年中はお世話になりありがとうございました。 一月の和風月名は「睦月」。 いわれには幾つかの説がありますが、親族が集まって親睦を深める、仲睦まじい月であるとする説が最も有力だそうです。 また、「正月」は「一年の初めの月」という意味。 「正」の字には「年のはじめ」「年があらたまる」という意味があります。 一年の初めに家族揃っておせち料理をいただいたり、初詣に出かけたりと家族で楽しく過ごす時なので、「正月」も「睦月」も日本の良き伝統にぴったりの月名です。 そして、七十二候では「雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)」。 雪の下で麦が芽をだす頃。 浮き上がった芽を踏む「麦踏み」は日本独特の風習です。 雪の下でも春を待つ新芽が力強く育っています。 私たちも寒さに負けず、元気で良い新年を過ごしたいものですね。 どうぞ、本年も宜しくお願いいたします。

    • "灯澄"

      2016/10/24 8:41
      灯澄
      [あいさつより]お蝶さん、おはようございます。 その後いかがでしょうか? 今日から二十四節気は「霜降」に。 朝陽が昇るのが遅く、陽が沈むのが早くなり、少し前の夏に比べて日が短くなったのを感じる頃。次第に朝晩は冷え込むようになり、山は紅葉で美しく彩られ始めます。 コートや暖房器具の準備など、冬支度を始めるのもこの頃から。 「読書の秋」がピッタリの気候ですので、夜は読書の時間をとり、秋の夜長を楽しむのもいいですね。 また、秋といえば「食欲の秋」。 霜降という字はお肉の「霜降り」と同じ字ですね。 実は、美味しい牛肉の霜降りは、気象現象の霜の形や色合いから連想し、命名されたそうです。 霜降の頃に霜降り肉を楽しむ……というのも、季節感を楽しむ工夫として、とり入れてみてはいかがでしょうか?(^o^ゞ では、今週も宜しくお願いします♪

    • "灯澄"

      2016/9/6 9:29
      灯澄
      [あいさつより]お蝶さん、おはようございます。台風、大丈夫でしたか? 朝夕は過ごしやすくなりましたね。明日から、二十四節気は『白露(はくろ)』に変わり、ヒンヤリとした朝に葉先に露が結ぶ季節が始まります。この白露の初候が「草露白(くさのつゆしろし)」。文字通り、草露が白く光って見える意味。白露も草露白も、「白」が使われています。この「白」は陰陽五行説では、秋の色です。そして露は、秋の季語。深まり行く秋を、「白」で表現しています。さらに、白を使って「月白(げっぱく)」と言う色見本があります。淡い青みがかった白の色名で、「月白(つきしろ)」という情景の色。月が出る時に空が明るく白む事を言い、そんな白んだ色が月白(げっぱく)。同じ漢字でも「げっぱく」とよむか、「つきしろ」と読むかで色の名前か情景か…日本語は難しいですね(笑) だからこそ、日本語の繊細な表現には知性を感じます。では、今週も宜しくお願いします♪

    • "灯澄"

      2016/9/3 10:38
      灯澄
      野の草を吹き分ける風の頃。黄金色に染まった田んぼを風がゆらゆら揺らすぶんには、美しい秋の田園風景となりますが、暴風で稲穂を足元から寝かせ、当に田を分ける様な風の事を野分と言います。今ではすっかり「台風」が当たり前ですが、「野分」の方が文字を見て強風による被害を想像できるので、防災的には「野を分けてしまう程の強い風に注意!」って喚起しやすいですね。台風の語源は、typhoon(タイフーン)から来ているだけなので、台風という文字からはどんな被害が生じそうなのかは、想像できないなあ…と思うのは自分だけでしょうか?(笑) では、今月も宜しくお願いします♪ 体調ご自愛下さい。

    • "灯澄"

      2016/9/3 10:37
      灯澄
      [あいさつより]『夕焼けに馬光りゐる野分かな』 お蝶さん、おはようございます! いつもありがとうございます。 台風12号の動向が気になる週末ですが、七十二候は、「処暑」の末候「禾乃登(こくものすなわちみのる)」に。稲穂が黄金色になり頭を垂れる頃と言う意味。刈り入れ間近の田んぼは、黄金色に変り、風で揺れる稲穂がなんとも輝かしい風景を見せてくれる時期ですね。稲穂を揺らす風も、この時期は、台風の暴風にも変りやすい時期。雑節の「二百十日(にひゃくとおか)」は、立春から数えて210日目を指し、9月1日か2日となります。 稲の収穫間際の二百十日は、他にも八朔(旧暦8月1日 現9月13日頃)、二百二十日と合わせ農家の三大厄日。台風で、せっかく実った穀物の収穫にダメージを与えない様、この時期は五穀豊穣と風鎮めを祈る祭りがあります。その台風の事を、日本では昔「野分(のわき)」と呼んでいました。(続く)

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