クレージーサブさんとモバ友になろう!
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- 2016/2/16 11:38
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- 話の要点は三つだった。
#1;弱さを強さに変えることができるのが反省心。
#2;反省心は極楽浄土には及ばないという意識から生まれている。
#3;常に極楽浄土に近付く努力をつづけていれば、平常心を保って物事に対処できる。
「・・・しかし、その理想を成し遂げるには、手本となる極楽浄土が実際にあるということを知らねばならぬのだ」
「この世とは別の世界が、本当にあるのでしょうか」
「ある。西方の十万億もの仏国土を過ぎたところに、極楽という仏国土があると、御仏が説いておられるではないか。それは何かの喩えでも象徴でもない。実際にその通りの世界が、お釈迦さまの頃にも法然上人の頃にも、そして今もあるのだ。この世は広大無辺の仏国土の中の、けし粒ほどの存在にすぎぬ。そのけし粒の中で我らは火花のように短い生を与えられているだけだ」
――人間は生まれながらにそのことを知っている。この世は穢土で、極楽浄土にはとうてい及ばないという思いが、反省心の原点だという。
「大切なことは、そうした世界観を持ち続けることだ。そうすれば得意の時に驕らず、失意の時に臆せず、平常心を保って物事に対処できるようになる。御仏の教えも知らず、この世だけしかないと思っている輩の行く末など、たかが知れておるのじゃ」
- 話の要点は三つだった。