あきサン★さんとモバ友になろう!
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- 2012/3/15 1:34
- エロ本騒動
Part④
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当時の私は、自分の部屋で何かをするでもなく、部屋はただ寝るだけの場所だった
夜、部屋に入れば電気も付けずにテレビだけ付けて、ベッドに入ってボ~っとテレビを見て、眠くなったら寝る
テーブルも無ければ、椅子も無い。
8畳フローリングの部屋に、ベッドとそのすぐ隣にテレビ(台有り)、無駄にデカイ運動器具と、当時趣味だった油絵道具一式くらいしか無かった。
洋服などの細かい物は、クローゼット風押し入れに。
かなり殺風景な部屋で、色気も素っ気も無い。
しかも私は、一風変わったベッドの使い方をしていた
というより、ずっと後から『私、間違えてんたんだ』って気づいたのだが…
ベッドがスプリング式なのにも関わらず、そのスプリングの上に、昔ながらの重~い敷布団を敷いて寝ている
今現在も
スプリングの上に敷布団、敷布団にシーツって具合に。
日本人だから…って事でもなく、ベッドを買った時からずっと勘違いしたまま、気づいた後も直さずに今に至る
間違いを正す気は無い
『薔薇族』を買った夜、いつもより早めに部屋に引きこもった私は、ベッドに直行。
いつもはテレビの明かりだけで過ごしていたのだが…
テレビの明かりだけじゃ、『薔薇族』を熟読出来ない
でも、部屋の蛍光灯の明かりの強さは、『薔薇族』を読むには相応しくない
って事で、レディースコミックの時にも活躍した、電気スタンドをテレビ台に設置
枕元だけを明るくして、手探りで『薔薇族』をベッドの下から引っ張り出した。
枕の上に『薔薇族』を置いて、いざ未知との遭遇
表紙をめくった途端に現れたのは…小太り髭面角刈りのオッサンのグラビア
普通のオッサンじゃねぇか…
と、ガッカリしながら気が付いた
『薔薇族』の表紙のイラストも、太め角刈りの男だった事を。
あぁ
そっち系の方々は、こういうのがタイプなんですね
何を期待していたのか自分でもよく分からないけど、オッサンの裸を見ている自分に…虚しくなった
つづく
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