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- 2007/1/4 20:36
- 『AKIHO-明歩-④』
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- 明歩は、尋斗と出会う日までは、クラブのホステスとして働いていた。売り上げも上々で、客も幅広く持っていた。接客中の明歩は、上品でおしとやかな女を演じていた。
今までも交際を迫られたり、体の関係を求められた事は何度かあったのだか、その都度上手くはぐらかしながら断ってきた。
しかし、今回は相手があまりにもしつこくて、明歩も客として対応しきれなくなってしまったのだ。相手にきつい言葉を投げ掛け、店にも来ないでくれと言った。
そして、事件に到った。 「なかなか飲めるじゃねぇか!ホレ、もっと飲めよ」 明歩は、尋斗が予想以上に飲める事に気分を良くし、かなりのペースで尋斗に飲ませた。もちろん明歩自身も日本酒と缶ビールを交互に飲んで泥酔だ。
「おい!オッパイ!」
突然、明歩がシャツを捲り上げて胸を出した。下着は着けてなくて、程よい大きさの乳房が尋斗の目の前に突き出された。
尋斗は驚いて目を背けたが、明歩は尋斗の腕を掴むと強引に掌を自分の乳房に押し当てた。
「触れよ!両手でだよ!」 明歩は命令口調で尋斗に触らせた。
尋斗は明歩に言われるがままに乳房に手をやった。「軟らけぇだろ?揉めよ!」
尋斗は無言で従った。
今までにも何人かの女と関係を持ってきたが、明歩の胸は中でも最高の触り心地だと思った。
「おい!ギター男」
尋斗は顔を上げて明歩を窺ったが、明歩はいつもみたいに怒るでもなく、微笑みながら尋斗に目を合わせた。
「スケベ!」
尋斗は慌てて手を離すと、恥ずかしさで顔を赤くして俯いた。
「あはははは!赤くなってらぁ!おもしれぇ!」
明歩は尋斗の様子を見て、腹を抱えて大笑いした。「バカだねぇ、エッチできると思ってたんじゃないの?」
「そんなことないよ……」 尋斗の声は消えてなくなりそうだ。
「からかってゴメンゴメン。少しは気持ち良かったから、あはははは!」
明歩は尚も笑いが止まらないようだ。
尋斗は酔いも重なって一気に脱力すると、そのまま眠りに落ちた。
翌朝、頭が割れそうな程の二日酔いに目を覚ますと、部屋に明歩の姿が見当たらなかった。
不思議に思い部屋中を見回してみると、テーブルに書き置きがあるのに気付いた。
『仕事探しに行ってくるよ。夕方には帰るから 夕べのスケベさん』
尋斗はため息混じりに苦笑し、ベランダに出ると、大きく深呼吸した。
太陽の光が眩しい。いい天気だ。
- 明歩は、尋斗と出会う日までは、クラブのホステスとして働いていた。売り上げも上々で、客も幅広く持っていた。接客中の明歩は、上品でおしとやかな女を演じていた。