ひでとあきさんの日記

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- 2009/6/23 22:07
- 突然の再会、の巻。
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- 午後8時。今日、仕事が終わり、風邪で、だるい体を引きずりながら、いつもどおりイオンに弁当を買いに行きました。会計を済ませ、バッグに弁当を入れ、自販機の前を歩いていると、どこかで見覚えのある女性がいた。近づくにつれ、私の予感が確信に変わったのと同時に、向こうの女性も、びっくりし、私と目が合った。元嫁だった。彼女は、逃げも隠れもせず、堂々とそこにいた。「久しぶりだな。」私は、冷静だった。この時、私は、まだ息子が傍にいることを知らない。私の余裕が、風船を割ったように、弾け飛ぶのは、時間の問題だった。元嫁も、笑顔で「元気してた？」と聞き、私達は、久しぶりに会う相手と交わす、形式的な会話をした。一段落すると、元嫁の後に、まさかの、帽子を被った坊主頭の男の子がいた。人間、いざ、会いたい人に会うと、電気がショートするかの様に、全てが、吹っ飛ぶ。不意打ちだった。私は、息子の姿を最後に見たのが、元嫁と喧嘩した一年半前の土曜日の朝以来だ。私は、その後、ふて寝し、元嫁は、息子を連れて家を出ていった。その日以来、会っていない。私は、元嫁と息子の将来の為に、少なくとも、息子とは会わないと決めていた。息子が、「ママが、いい子にしていたからって、買ってくれた。」と言い、電車のガチャガチャのおもちゃを見せてきた。それでも、私が息子を見て固まっていると、元嫁が、「パパだよ。覚えてる？」と聞き、息子は、うんと頷く。元嫁が、「抱いてみる？」と聞くと同時に、息子を抱いていた。この時間は、私にとって、素晴らしく幸せな時間であり、心の中の全ての感情が、さざ波の様に、体から抜けていった。「やっぱ、お前は、かわいいや。」私の顔の皮が溶けて垂れるぐらい、私は、笑っていた。最後に、「ママに迷惑かけないようになっ。」と、息子に言い、指切りげんまんをして別れた。今日は、健康診断の結果が返って来た日でもある。一年以上、尿の潜血に苦しんでいる。やはり、あの時の、嫁と出会った夢は、正夢だったのかもしれない。私の体に、何か起きているのか？と、前の日記に書いたが、まさか、今日のような日に、元嫁と息子に会うとは・・・。今は、息子にも会ったので、いつ死んでも悔いない。ただ、贅沢を言えば、息子と、夏に上映される、仮面ライダーの映画を一緒に見たい。それが、私の１番叶えたい夢だ。あと、息子をここまで育て、私に会わせてくれた元嫁に心から感謝。