れたす$さんとモバ友になろう!
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- 2011/9/12 0:09
- 半年 ②
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- しばらくするとラジオから…津波の高さは十数メートルと。全く想像もできなかった。今思えば、妹は海が目の前の店で働いていたのに…妹の事を心配する余裕もなかった。妹が働く店は津波の被害を受けてしまった。
とにかく早く自宅に戻り、両親の顔が見たかった。
一時間後に店は閉店し、度重なる余震と 渋滞の中を運転した。幸いにも一人ではなく、隣に会社の子が乗っていてくれたおかげで心強かった。
途中、あちこちの屋根で瓦が落ち、ブロック塀はくずれていた。自宅は無事だろうか?会社の子を家まで送り、途中でガソリンを満タンに入れる。
自宅前まで来ると心臓の鼓動が早くなった。幸い自宅は変わっていなかった。父も母も飼い猫も、全員無事だった。
それから近所を回り皆が無事な事を確認し、妹から全員無事のメールが来て、ようやく安堵する。
翌日、店に行くと足の踏み場もない店内に唖然とする。
とにかく片付けるしかない。
自然の力に人間は無力だ。
けれども同じ目的を持った人間が集まった時、驚くほどの力を発揮する。
断水の中、本当によく頑張ったと思う。
足の踏み場もなかった売り場を、あっという間に開店できるまでに復旧させた。
開店はしたものの…水やポリタンク、防災グッズなどは数分で尽きてしまった。
それから数日、仕入れが無いまま営業し続け、道路の復旧と共に商品の納品になるはず…だった。
あの原発の爆発が、すべてを狂わせた…。
- しばらくするとラジオから…津波の高さは十数メートルと。全く想像もできなかった。今思えば、妹は海が目の前の店で働いていたのに…妹の事を心配する余裕もなかった。妹が働く店は津波の被害を受けてしまった。