☆さとし▽☆さんとモバ友になろう!
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- 2014/2/2 18:15
- ~今日は兄の七回忌
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- ほんと行きたくない。毎日死んだ兄達の事は忘れもしないのに、こうして思い出す。
古傷にまた塩を塗るようだ。
兄と言っても、親父は違う。だから血筋の半分しか繋がっていない。
この兄の父は戦争で亡くなった。母は兄を祖父母に預けて実家に帰った。 そして再婚して二人が生まれた。
私と育った兄が本当の兄って感じだ。他人から兄弟は何人かと聞かれると、いつも二人と答えていた。
だからこの兄は、ちょっと他人って感じていた。
兄弟なら二親等だけど、片親繋がりの兄弟って何親等になるのだろう?
身近だが、一拍置いた兄だから、相手の気持ちを読んだ喧嘩はなかった。
しかし兄からしたら、私を恨めしいと見ていた。 自分は母に捨てられたって気持ちがずっと有ったのだろう。
兄は親父を見たのが物心付くころで、朝倉の駐屯地で別れたのが最後だった。
まだ元気だった頃、自分の親父を回想して涙目になっていた。
両親が居なく、祖父母に育てられた気持ちは分からないが、ぬくぬくと育った私を恨んでいた。
「お前はだいぶ大きくなるまで、お母の乳を吸いよった」
と私に言った事がある。
そんな小さな時の事など覚えている筈も無いしどうしようもない。
兄からしたら忌々しい奴と思っていた筈だ。
だから私が生まれた時から溝が有ったわけだ。
私が何を言っても、気に要らないようで何時も怒って来た。
私のすぐ上の兄にも言ったらいいのに、その兄とは気が合っていた。
同じ農業だからか、いろいろと酒の席では話しが盛り上がっていた。
結局私だけがのけ者って感じだった。
…それは何故か??
私だけが進学校に進み、親から期待されていた事へのひがみか…。
~とは言っても、私が凄い学歴を積んで来た分けでもないのに。
そんな二人の兄達は、せえいっぱい私を恨んで死んでいった。
早く死ぬ人間の共通点は、世を恨み早く死にたいと思っていた事。
だから早く死んだんやと思えた。
病気は誰にでも平等に起きる。
早く死ぬ人間は、自分の体をいたわらないから病気に負ける。
長く生きれる人間は、いつも自分の体を気使い養生している。
…結局 後に残って死者の霊を弔う人間が、一番辛い
- ほんと行きたくない。毎日死んだ兄達の事は忘れもしないのに、こうして思い出す。