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    • 2011/3/24 21:59
    • あの日の出来事 その10(最終回)
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    • バスは信号機の点いていない国道を進みました。

      震災直後のため9割の信号機が消灯していました。

      移動の間はひたすら家族と先生に連絡を試みましたが、電波状況が悪いだけでなく奥羽山脈を突っ切るため、全く通じませんでした。

      小町塚のある雄勝で休憩をしてバスは秋田を目指しました。

      途中の湯沢、横手、大曲で数人が降りました。

      14:00、バスは秋田駅に着きました。

      オレはすぐに父と兄を探しましたが居ませんでした。

      1時間ほど駅をふらついたり、公衆電話に並んで電話したりしましたが時間のムダでした。
      2人は現れませんでした。

      どうしようもないのでタクシーで秋田大学に向かいました。

      すると、試験は通常通り行われて終了していました。
      冷や汗が止まりませんでした。

      とりあえず校門にいた大学生協の人に相談すると、中に案内してくれました。

      そこで「詳細は決まっていないが何らかの対処がある」と聞きました。

      とりあえずホッとして駅に戻りました。

      しかし2人はいません。

      駅では緊急携帯充電所が開設され、駅周辺では避難所がありました。

      どちらも既にいっぱいでした。

      16:45頃、中学のとある友人から電話がかかってきました。
      未だになぜあの電話だけ通じたのかがわかりません。

      17:00、残り僅かな電池に望みを賭けて父に最後の電話をかけたところ通じました。

      あと2時間はかかるとのことでした。

      待ちました。

      待合室やコンコースのニュースを見ながらひたすら待ちました。

      19:20、ようやく再会しました。

      ちなみに列車の中にいる時も、避難所の時も、この後秋田で宿泊した時も、かなり大きい余震が何回もきてかなり恐怖でした。

      終わり

      写真は乗ってきたバスを秋田駅前で撮影。

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