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    • 2016/8/13 10:55
    • 読了2016_18・19
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    • [四六判][ファンタジー]

      鹿の王(上)(下)
       上橋菜穂子[角川書店]



       強国の侵攻に抵抗して捕らえられ、岩塩鉱の奴×にされていた戦士団〈独角〉の頭ヴァンは、襲撃してきた黒い犬の群れが引き起こした病を乗り越え、同じく生き残っていた幼女を連れて逃亡する。
       
       犬がもたらした病によって滅んだ歴史を持つ国の民族集団オタワルの若き天才医師ホッサルは、岩塩鉱で起こった謎の病に脅威を感じその原因と治療法を探る。

       権力者の思惑、国・民族を守る組織の行動、虐げられた者の恨みが絡む災悪は、国を揺るがし弱者き民に絶望をもたらすのか。

       病で変異した自分の体に戸惑うヴァンと、悲劇の歴史を防ぐため奔走するホッサルは、守るべきもののため、病の源に挑むのだった。

      ++++++++++

       面白いんですが、上橋菜穂子を初めて読む人にはお勧めしにくい。
      これまでの大作『守り人』や『獣の奏者』に比べたらいま一つ物足りないんです。
      カギカッコセリフでの“説明”“解説”が多くなり、上橋作品の良い所である人物の行動や心理の描写が少なくなって人物の印象が薄いからでしょうか。
      本当はもっと長い物語だったのに、無理してこの量にしたって感じも…。

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