†羅斗†さんとモバ友になろう!
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- 2007/1/11 7:59
- †窮屈な世界†
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- 俺は恵まれているのでしょう。
見る事も出来、
聞く事も出来、
話す事も出来、
香りをかぐ事も出来、
触れた感触さえ感じられ、五体満足。
喜怒哀楽感情さえある。
これ以上望むのは傲慢というものであろうか。
昨日、大切な人がもうすぐこの世と別れを告げると聞き落胆し、
ある事から12万円という俺にとっては結構な額を無くし落胆し、
自分には居場所が無いと再度認識させられ落胆し、
自分の無力に落胆し、
自分の愚かさに落胆した。
洗面台で喉が切れ血の咳をし、涙ぐむ自分を見て、寒気と共に憐れと感じた。
この咳より辛い思いを大切な人はして、それに苦しみや情景反射の涙では無く、温もりのある涙が出ない事にそう感じたのかは解らないが…。
「不幸」と決めるには軽率かもしれないが面白いように追い討ちがやってきた。
俺は自分の路を往きたい。貴女は貴女が見つけた路を往って欲しい。路がまだ見えないなら見つけてごらん。もう俺が支えてあげる事は出来ないけど…。
始まりがあれば終わりがある。どんな優れた映画や小説、劇にしても最後の幕は綺麗に下ろさなくては駄作になってしまうのだよ。
朝日は輝いて見えない。
小鳥の囀りも響かない。
人の目の色を伺い、百面相になり、どれが本当の自分か解らなくなるのはもう嫌なんだ。
この世界は俺にはあまりに窮屈過ぎる…。
やらねばならぬ事を終えれる如月。
弥生に俺は遠くへ旅立とう。何処かでは無い、此処ではない何処かへと…。
- 俺は恵まれているのでしょう。