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- 2011/6/18 16:01
- プリンセス・トヨトミ
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- 『プリンセス・トヨトミ』
2011年6月1日(水)
@ワーナーマイカル福島
評価★★★★☆
*万城目学の人気小説を「HERO」の監督が映画化。
会計検査員による査察で400年間守り続けていた大阪の秘密が発覚する歴史ファンタジー。
この作品、映画ファンの間ではかなり酷評されてるみたいですが、私はかなり楽しめました万城目ワールド炸裂って感じです。
予告CM通りのイメージで真面目に観たらガッカリすると思う。この作品は歴史ギャグファンタジーで、さらに父親と息子の絆がテーマ。若者向けではなく、40代・50代のオジサマ向けファンタジーです間違いなく!
大阪が全停止するシーンではなく、堤真一と平田満が赤絨毯を歩くシーンがこの作品の一番の見所なんです
それにしても、中井貴一ってイイ演技するんですねぇ
前半のテンポの良さとは裏腹に、後半はやけに説明が長かったりとテンポが悪くなるんだけど、中井貴一と堤真一の演技だから持ち堪えたと思いますね。キャスティングの勝利。
規則正しく真面目でセオリー通りの映画が蔓延してる中、この作品は異彩を放ってて面白かったですツウ好みの1本。
- 『プリンセス・トヨトミ』